ドラゴンスピーチの処理速度が遅い場合は、以下の確認を行います。
- Microsoft Wordでのディクテーションの動作が遅い場合は、文書を複数の小さいサイズの文書に分割してみます。
50ページ以上のサイズの文書では、ドラゴンスピーチの処理速度が遅くなります。
※文書の最大サイズは、お使いのパソコンのスペックや状態により異なります。
- 1つの文書を長時間 (たとえば1時間以上) 音声入力していて処理速度が遅くなっている場合は、文書を保存し、閉じてから、もう一度開きます。
※Dragonエディタでは、別の文書を開くか新しい文書を作成しないと現在の文書を閉じられません。
- マイクのチェック(チェックマイクウィザード)を実行して (「Dragonバーに切り替え」、「音声」、「マイクのチェック」と順番に言います) マイクとサウンドカードをチェックします。
オーディオ信号レベルが低いと、音声認識に使われるメモリが増えるために動作が遅くなります。
- ラップトップコンピュータをバッテリーで動かしているときにドラゴンスピーチの動作が遅くなる場合は、省エネルギー設定を調整すると処理速度が上がることがあります。通常、この設定はWindowsのコントロールパネルの[電源のプロパティ]または[電源オプション]ダイアログボックスにあります。
- ディクテーションの音声データと、そのディクテーションを文字化した文書を保存すると、かなりの量のディスクスペースを消費します。ディスクスペースを節約するために、聞く必要なくなった音声データは削除してください。
たとえば、ドラゴンスピーチで「MyDoc.rtf」という名前の文書を音声入力し、その音声データを保存すると、データは「MyDoc.dra」という名前のファイルに保存されます。
- パフォーマンスアシスタント*1を元に対処を実行します。
*1[ヘルプ-パフォーマンスアシスタント]を選択して表示します。