「致します/いたします」、「下さい/ください」などの指摘ができない場合は、登録した品詞を確認します。
※意味を持つほかの言葉に付いて、形式的・補助的に使われる言葉を指摘するには、補助用言や補助形容詞の品詞で単語登録します。
■操作
【例】「お願い致します」を「お願いいたします」に訂正する
- [ツール-校正用辞書ユーティリティ]を選択します。
- [登録]をクリックします。
[登録単語の編集-登録]ダイアログボックスが表示されます。
- [単語]に「致」、[読み]に「いた」と入力します。
- [品詞]の[補助]をクリックして、
にします。
- 右端の▼をクリックし、[補助サ行五段]を選択します。
- [訂正候補]の[編集]をクリックします。
[登録単語の編集-訂正候補1の編集]ダイアログボックスが表示されます。
- [訂正候補]に「いた」と入力し、[OK]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
- [終了]をクリックします。
◆補足
- 「いたします→致します」に訂正する場合
上記操作のうち、次の点を変更します。
- 操作3.の[単語]と[読み]に「いた」と入力します。
- 操作7.の[訂正候補]に「致」と入力し、[OK]をクリックします。
- 「下さい/ください」を指摘するよう登録する場合
上記操作のうち、次の点を変更します。
- 操作3.の[単語]に「下さ」(または「くださ」)、[読み]に「くださ」と入力します。
- 操作5.で右端の▼をクリックし、[補助ラ行五段]を選択します。
- 操作7.の[訂正候補]に「くださ」(または「下さ」)と入力し、[OK]をクリックします。
■関連情報
校正用辞書に登録したい単語の品詞がわからないときは、形態素アナライザーを使うと、単語に設定する品詞を確認することができます。