旧バージョンのATOKでぎょうせい 公用文表記辞書 for ATOKを使用していたパソコンに、ATOK 2013以降のATOKをインストールした場合は、ATOKをインストールしたあとに再起動すると自動的に表示されるスタートアップツールを実行することで、すでに引き継ぎが完了しています。Iの手順でATOKに辞書が設定できているかどうか確認します。
※スタートアップツールを実行していない場合は、まずスタートアップツールを実行してから操作してください。
スタートアップツールは、Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-ATOK-ATOK ○○*1-スタートアップツール]を選択します。
Windows 8.1/8の場合は、スタート画面から[スタートアップツール for ATOK ○○*1]をタップまたはクリックします。
*1○○には、ATOKのバージョンが入ります。
※別のパソコンのATOKに設定したい場合、ATOK 2006以前の辞書の場合はIIの手順を、
ATOK 2007以降の辞書の場合はIIIの手順を確認してください。
- 辞書の設定を確認する
- 別のパソコンでATOK 2006以前のぎょうせい 公用文表記辞書 for ATOKを使いたい場合
- 別のパソコンでATOK 2007以降のぎょうせい 公用文表記辞書 for ATOKを使いたい場合
I 辞書の設定を確認する
■操作
- 言語バーの [メニュー]*1をクリックし、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
*1ATOKパレットをお使いの場合は、ATOKパレットの [メニュー]をクリックします。
※Windows 8.1/8の場合で、言語バーを表示しない設定にしているときは、デスクトップ画面のタスクバーの[あ]を右クリックまたは長押しして表示されるメニューから[ATOKメニュー]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- 左側の[辞書セット一覧]に表示されている辞書セットをそれぞれ選択し、右側の辞書セットの内容に専門用語変換辞書が存在するかどうか確認します。
※いずれの辞書セットの一覧にも辞書名が表示されていない場合は、次の操作を行います。
- [辞書セット一覧]で辞書を追加したい辞書セットを選択します。
- [辞書の追加・削除]をクリックします。
- [追加可能な辞書の一覧]から追加したい辞書を選択し、[<追加]をクリックします。
[辞書セットの内容]に選択した辞書が追加されます。
※[<追加]が淡色で表示され、クリックできない場合は、次のFAQを確認してください。
- [OK]をクリックします。
[辞書・学習]シートに戻ります。
- 専門用語変換辞書が の場合は、クリックして にします。
の場合は、そのまま利用できます。
- [OK]をクリックし、ATOK プロパティを終了します。
※上記操作で設定ができていた場合は、以降の操作は不要です。
操作3.で辞書が存在しなかった場合、ATOK 2006以前の辞書の場合は、IIに、ATOK 2007以降の辞書の場合は、IIIに進みます。
II 別のパソコンでATOK 2006以前のぎょうせい 公用文表記辞書 for ATOKを使いたい場合
■操作
1 辞書ファイルをコピーする
- CD(DVD)ドライブに、移行したい製品のCD-ROM*1を入れます。
*1ダウンロードで入手した場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックして解凍します。
- CD-ROMまたはダウンロードしたファイル内にある旧バージョンのATOKで使っていた辞書ファイル(GYOSEI??.DIC)*2を探して、適当な場所にコピーします。
*2「??」には、17〜19の数字が入ります。
※辞書ファイル名は、ATOK プロパティの[辞書・学習]シートで、お使いの辞書を選択すると確認できます。
2 辞書をコンバートする
- 言語バーの [メニュー]*1をクリックし、基本のメニューから[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択します。
*1ATOKパレットをお使いの場合は、ATOKパレットの [メニュー]をクリックします。
※Windows 8をお使いの場合、言語バーを表示しない設定にしているときは、タスクバーの[あ]を右クリックまたは長押しして表示されるメニューから[ATOKメニュー]を選択し、基本メニューから[辞書メンテナンス-辞書ユーティリティ]を選択します。
- 省入力データや確定履歴が開いている場合は、 [開く]をクリックし、適当な辞書ファイルを開いて辞書を編集するモードに切り替えます。
- [ファイル-辞書コンバート]を選択します。
- [変換元辞書]の[参照]をクリックし、1 でコピーした辞書ファイルを選択して、[開く]をクリックします。
- [変換先辞書]に変換元辞書の辞書ファイル名をドライブ名・フォルダー名から入力します。
[参照]をクリックすると、フォルダーなどをクリックして選択できます。
※辞書ファイル名は変更しないでください。
※ドライブ・フォルダーは次の場所を入力してください。
?:\Program Files*2\JustSystems*3\ATOK\DIC
*264ビット環境ではProgram Files(x86)です。
*3「Justsystem」の場合もあります。
※ご使用の環境によっては、<?:\JUST\ATOK\DIC>です。
※?には、Windowsの存在するハードディスクドライブ名が入ります。
- [OK]をクリックします。
- 「終了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリックします。
- [ファイル-終了]を選択して、辞書ユーティリティを終了します。
ATOK 2013以降で使用できる辞書にコンバートできました。IIIの2 に進みます。
III 別のパソコンでATOK 2007以降のぎょうせい 公用文表記辞書 for ATOKを使いたい場合
■操作
1 辞書ファイルをコピーする
- CD(DVD)ドライブに、移行したい製品のCD-ROM*1を入れます。
*1ダウンロードで入手した場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックして解凍します。
- CD-ROMまたはダウンロードしたファイル内に旧バージョンのATOKで使っていた辞書ファイル(GYOSEI20.DIC)を探して、次のフォルダーにコピーします。
※辞書ファイル名は、ATOK プロパティの[辞書・学習]シートで、お使いの辞書を選択すると確認できます。
?:\Program Files*2\JustSystems*3\ATOK\DIC
*264ビット環境ではProgram Files(x86)です。
*3「Justsystem」の場合もあります。
※ご使用の環境によっては、<?:\JUST\ATOK\DIC>です。
※?には、Windowsの存在するハードディスクドライブ名が入ります。
- [対象のフォルダーへのアクセスは拒否されました]の画面や[ユーザーアカウント制御]の画面が表示されたら、[はい]または[続行]をクリックして操作を進めます。また、管理者アカウント以外でログオンしている場合は、パスワードやユーザー名を入力して、[はい]または[OK]をクリックします。
※ご使用のOSや設定によっては、[対象のフォルダーへのアクセスは拒否されました]の画面や[ユーザーアカウント制御]の画面は表示されません。
2 IIでコンバートした辞書や、コピーしたATOK 2007以降のぎょうせい 公用文表記辞書をATOK プロパティで設定する
- 言語バーの [メニュー]*1をクリックし、基本のメニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
*1ATOKパレットをお使いの場合は、ATOKパレットの [メニュー]をクリックします。
※Windows 8をお使いの場合、言語バーを表示しない設定にしているときは、タスクバーの[あ]を右クリックまたは長押しして表示されるメニューから[ATOKメニュー]を選択し、基本メニューから[プロパティ(環境設定)]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- 左側の[辞書セット一覧]から辞書を設定したい辞書セットを選択します。
※[スペース]キーで変換できるようにする場合は、[標準辞書セット]を選択します。[F5]キーで変換できるようにするには、[オプション辞書セット]を選択します。
- [辞書の追加・削除]をクリックします。
- [追加可能な辞書の一覧]から、使いたい辞書を選択し、[<追加]をクリックします。
追加したい辞書が表示されていない場合は、[ファイルを指定して追加]をクリックし、辞書ファイルのある場所を指定して、追加します。
- [辞書セットの内容]に追加した辞書名が表示されていることを確認し、[OK]をクリックします。
[辞書・学習]シートに戻ります。
- [OK]をクリックして、ATOK プロパティを終了します。
次回起動したアプリケーションから辞書が使用できるようになります。