花子にはワンタッチで背景色を設定する機能はありません。
代替策として、印字領域よりも大きめに、塗りつぶしを設定した長方形を描くことで背景色が付いたようにします。
■操作
- 画面左端にある描画ツールで、
をクリックします。
- 画面右側にあるクリップウィンドウの[属性]シートをクリックして、カラースタイルパレットで次のように設定します。
- [線]シートで、線種を[なし]に設定。
- [塗り]シートで、希望の塗りつぶしの色をクリックして選択。
- 印字領域よりも大きめに長方形を描きます。
※画面のグレーの点線枠(マージンライン)より内側が印字可能領域です。
- 作成した長方形が選択された状態で、[ホーム]タブの[図形ロック-設定]*1を選択します。
*1[メニューとツールバー]の場合は、[図形-図形ロック-設定]です。
ロックをかけることで、長方形に影響を受けずに、この上でほかの図形を描画、編集することが可能です。
※再度、この塗りつぶしの長方形を編集したいときは、図形ロックを解除します。画面左端にある描画ツールで、
をクリックし、長方形を選択したあと、[ホーム]タブの[図形ロック-解除]*2を選択して解除します。
*2[メニューとツールバー]の場合は、[図形-図形ロック-解除]です。
◆補足
上記の手順では、ページが増えるごとに背景色用の長方形を描く操作が必要となります。作成する図面のページ数が複数ページになるときは、あらかじめ「背景ページ」に長方形を描くと、描いた長方形が自動的にすべてのページに反映されるので、ページごとに描く手間がかかりません。
背景色用の長方形を描く前に、次の手順で「背景ページ」に切り替えます。
- 画面下部の[ページの切替](「1ページ」のように表示された部分)をクリックします。
- [種類]で[背景ページ]を選択して、[OK]をクリックします。
- 上の[■操作]の1.〜3.で長方形を描きます。
- 画面下部の[ページの切替](「背1ページ」部分)をクリックします。
- [種類]で[通常ページ]を選択して、[OK]をクリックします。
●こんなときは
上のように図形ロックや背景ページ機能を利用すると、背景色だけでなく図形を描画したり、画像を貼り付けるなどして、図面の背景とすることもできます。