Windowsのコントロールパネルから削除(アンインストール)しても、プログラムが削除できていない場合、何らかの原因で製品のインストール情報が残ったままになっていることが考えられます。
このような場合は、JSインストール情報消去ツールを使って対処します。
▼注意
Windows XPでアンインストールを実行するには、Administratorsグループに所属しているユーザーや「コンピュータの管理者」のユーザーでログオンする必要があります。
■操作
次の流れで操作します。
1 JSインストール情報消去ツールを起動し、該当製品のインストール情報を消去する
アンインストールできなかった製品のディスクを用意し、ディスクにあるJSインストール情報消去ツール(JSICU.EXE)を使用します。
- CD(DVD)ドライブに、削除したい製品のディスクを入れます。
- [自動再生]画面が表示された場合は、画面右上の[×(閉じる)]ボタンをクリックして、画面を終了します。
※インストール開始画面が表示された場合は[終了]を、使用許諾契約を確認する画面が表示された場合は[同意しない]をクリックします。
- (マイ)コンピューターを表示します。
- CD(DVD)ドライブを示すアイコンの上で右クリックし、表示されたメニューから[開く]を選択します。
- 表示された一覧から、SUPPORTフォルダー*1をダブルクリックします。
*1製品によっては、各アプリケーション名、またはディスク名のフォルダーにある「SUPPORT」フォルダーになります。
- 「JSICU.EXE」をダブルクリックします。
※[ユーザーアカウント制御]の画面が表示された場合は、[はい]または[続行]をクリックします。
管理者アカウント以外でログオンしている場合は、パスワードを入力して[はい]または[OK]をクリックします。必要に応じてユーザー名を入力します。JSインストール情報消去ツールが起動します。
- [アプリケーション一覧]から、インストール情報を消去する製品(アンインストールしたい製品)を選択し、[消去]をクリックします。
※正しくアンインストールできなかった製品だけを選択してください。
一度に選択できる製品は、1つだけです。※[アプリケーション一覧]に該当製品の製品名が表示されていない場合は、●こんなときはを確認してください。
選択した製品のインストール情報を消去してよいか確認するメッセージが表示されます。
- 消去する場合は、[はい]をクリックします。
インストール情報の消去が開始されます。
消去が完了すると、完了したことを知らせるメッセージが表示されます。 - [OK]をクリックします。
メッセージが閉じます。
- [終了]をクリックします。
JSインストール情報消去ツールが終了します。
以上で、該当製品のインストール情報は消去されました。
引き続き、次の「2 ハードディスクにインストールされたプログラムファイルを削除する」を行います。
2 ハードディスクにインストールされたプログラムファイルを削除する
ハードディスクにインストールされたプログラムファイルを正しく削除するには、インストール情報を消去した製品を再インストールしたあと、削除(アンインストール)が必要です。
- インストール情報を消去した製品の再インストールを行います。
※インストール情報を消去した環境のまま、アプリケーションを上書きインストールします。
- アプリケーションをコントロールパネルで削除します。
●こんなときは
- JSインストール情報消去ツールの[アプリケーション一覧]に、該当製品の製品名が表示されていない
Windowsインストーラー形式で作成された、最新のジャストシステム製品情報を取得し、該当の製品名がないか確認します。
※最新の情報を取得する場合は、インターネットに接続できる環境が必要です。
- JSインストール情報消去ツールの[最新を取得]をクリックします。
インターネットに接続してもよいか確認するメッセージが表示されます。
- [はい]をクリックします。
※[プロキシ認証]の画面が表示された場合は、インターネット接続の際に使用している、ユーザー名・パスワードを入力します。
[アプリケーション一覧]に最新の製品情報が反映されます。
該当する製品名がないか、もう一度確認します。
- JSインストール情報消去ツールの[最新を取得]をクリックします。