PDF文書から個人情報として分類されるテキストやビジネスで注意が必要な語句を抽出して、墨消しを設定します。
※図形や画像で表現されている文字は抽出の対象になりません。
■操作
1 墨消しの範囲を抽出して選択する
- [文書]タブの[墨消し]で[個人情報を抽出して墨消し]をクリックします。
注意事項のメッセージが表示されます。
- 内容を確認して[OK] をクリックします。
※次に実行するときにこのメッセージを表示させたくないときは、[以降、このメッセージを表示しない]のチェックボックスをオンにしてから[OK]をクリックします。
[ビジネス単語一覧]ダイアログボックスが表示されます。
- 抽出したい語句の種類を選択します。
- [OK] をクリックします。
[個人情報を抽出して墨消し]ダイアログボックスが表示され、抽出された語句が一覧表示されます。
- 墨消しする語句を選択し、[選択した語句に墨消しを設定]をクリックします。
※複数の語句を選択したい場合は、Ctrlキーを押しながら語句をクリックします。Shiftキーを押しながら語句をクリックすると一覧の連続する語句を一度に選択できます。
※[同じ語句すべてに設定]をオンにすると、同じ語句をすべて墨消しの対象として設定します。
- 操作5.を繰り返して、墨消しの対象にする語句をすべて設定します。
- 設定が終了したら、[閉じる]をクリックします。
設定した個所が墨消し対象として枠で囲まれ、枠の上にポインターを移動すると塗りつぶしの状態が確認できます。
2 墨消しを実行する
- [文書]タブの[墨消し]で[実行]をクリックします。
注意事項のメッセージが表示されます。
- 内容を確認して[OK] をクリックします。
墨消しが実行されます。続けて文書情報を削除するかしないか確認するメッセージが表示されます。
- 文書情報を削除する場合は[はい]をクリックします。
※次に実行するときも、同じ文書情報を削除する場合は、[以降、墨消しを実行するときに、指定された文書情報も削除する。]のチェックボックスをオンにしてから[はい]をクリックします。
[文書の検査]ダイアログボックスが表示され、文書に含まれる情報が一覧表示されます。
※[いいえ]をクリックした場合は、ここで作業は完了です。
- 削除する文書情報を選択します。
- [削除]をクリックします。
文書情報が削除されます。
※削除を有効にするには文書を保存してください。別のファイル名を付けて保存することをおすすめします。
◆補足
- 特定の単語を抽出対象として登録する
[ビジネス単語一覧]ダイアログボックスで[ビジネス単語登録]をクリックし、抽出対象にしたい単語を登録します。
- 抽出する語句の種類を変更して、再抽出する
[個人情報を抽出して墨消し]ダイアログボックスで[再抽出]をクリックすると、抽出する語句の種類を変更して、再度抽出することができます。