塗りつぶし・文字枠などに、図形効果・POP文字が重なっている状態で印刷したり、PDFファイルで出力すると、図形効果・POP文字付近のデータが薄くなったり、境界線が付いたように出力されてしまう場合があります。
この出力結果は、花子の仕組み上、図形効果・POP文字とそれ以外のデータでは印刷の解像度に相違があるため、発生します。
※図形効果・POP文字は画面イメージをイメージ化した状態で印刷しますが、それ以外のデータはプリンターやPDFドライバーで設定した解像度で印刷しています。
■対処方法
次のいずれかで対処したあと、印刷・PDF保存を試します。
- 近くのデータとの距離が広がるよう、図形効果・POP文字を移動する。
- 図形効果の場合、図形効果を解除する。
- 画面左端にある描画ツールで、
をクリックし、図形効果を設定した図形を選択します。
- 右クリックして表示されたショートカットメニューの[図形効果-すべて解除]を選択します。
- 画面左端にある描画ツールで、
- 図形効果・POP文字を周囲のデータと一緒に、[図形のイメージ化]を行う。
※次の方法を行っても使用するデータによっては期待の結果が得られないことがあります。
- 画面左端にある描画ツールで、
をクリックし、図形効果・POP文字と、その周辺のデータを一緒に選択します。
- [作図]タブの[図形変換-図形のイメージ化]を選択します。
※[メニューとツールバー]の場合は、[図形-図形のイメージ化]を選択します。
- 操作1.で選択したデータがイメージデータに変換され、図形のあった位置に貼り付けられます。
- 画面左端にある描画ツールで、