オリジナルタイプでは、ツールボックスは、初期設定では表示されません。
また、ナレッジウィンドウは使用できません。
ここでは、ツールボックスを表示して使用する方法や、ナレッジウィンドウから実行できていた機能を別の操作で実行する方法を紹介します。
I ツールボックスの機能を使う
1 ツールボックスを表示する
オリジナルタイプの初期設定では、ツールボックスは、表示されません。ツールボックスを表示するには、次の操作をします。
- [表示-補助-ツールボックスの表示切替]または[表示-ツールボックス-表示切替]を選択します。
- [ツールボックス一覧]で表示したいツールボックスをクリックして
にします。
画面上に、ツールボックスが表示されます。
- [終了]をクリックします。
利用したいツールボックスが表示されていない場合は、引き続き2を操作します。
2 コマンドを割り付けたアイコンをツールボックスに追加する
アイコンを割り付ける新しいグループを作成してからアイコン割り付けます。
- [表示-補助-ツールボックスの割付]または[表示-ツールボックス-ツールボックスの割付]を選択します。
[ツールボックスの割付]ダイアログボックスが表示されます。
- [グループ]シートを選択し、[新規]をクリックします。
- ツールボックス名に「カスタム」と入力し[OK]をクリックします。
※ここでは「カスタム」としていますが、任意に設定していただいて構いません。
- [終了]をクリックして[ツールボックスの割付]ダイアログボックスを閉じます。
画面左上に
が表示されます。
をダブルクリックすると、ツールバーの下に
が表示されます。
- [表示-補助-ツールボックスの割付]または[表示-ツールボックス-ツールボックスの割付]を選択して、[パーツ]シートを選択します。
- [一覧]で、[標準機能]の[+]をクリックします。
- ツールボックスに追加したい機能を選択します。
選択した標準機能のアイコンが、ダイアログボックスの左上に表示されます。
- ダイアログボックス上に表示されているアイコンを、ツールバーの下に表示された
上までドラッグして配置します。
- さらにアイコンを追加するときは、操作8〜9 を繰り返します。
- 追加し終えたら、ダイアログボックスの[終了]をクリックします。
※旧バージョンからのツールボックスの引き継ぎについては、次のFAQを確認してください。
→旧バージョンの一太郎でカスタマイズしたツールボックスを一太郎2014 徹に引き継ぐ
II ナレッジウィンドウの機能を使う
オリジナルタイプでは、ナレッジウィンドウは使用できません。ナレッジウィンドウにあった機能は、ツールバー・コマンドバー・ツールパレットなどから実行できます。
【オリジナルタイプでの操作例】
- [辞書]
- [表示-ソプラウィンドウの表示]をクリックし、ソプラ 辞書引きツールを利用します。
- [スタイル]
- 基本編集ツールパレットやアウトラインツールパレットの[スタイル]パレット/段落スタイル]パレットを利用します。
- [作図]
-
- [テンプレート図形・部品の挿入]
簡易作図モードに切り替え、作図ツールパレットの[作図]パレットを利用します。
- [枠の挿入]
基本編集ツールパレットの[挿入]パレットを利用します。画像枠/レイアウト枠/POP文字を挿入できます。
※説明文付き画像枠・見出し付きレイアウト枠を挿入するには、まず何も付いていない画像枠やレイアウト枠を作り、あとから説明文や見出しを付けます。
- 説明文を付けたい画像枠を選択し、表示される枠操作ツールパレットの[画像枠の操作]パレットにある[説明文]で説明文の位置を設定します。
- 見出しを付けたいレイアウト枠を選択し、表示される枠操作ツールパレットの[レイアウト枠の操作]パレットにある[見出し]で見出しの位置を設定します。
※エフェクト文字や[その他の枠▼]から挿入していた枠を挿入するには、[挿入-差込-枠作成][挿入-オブジェクト枠-作成]、クラシックタイプのメニューの[挿入-タイトル文字-エフェクト文字][挿入-表枠][挿入-絵-テロップ枠作成/ビデオ枠作成/アクセスカウンタ枠作成/グラフ枠対話作成]を利用します。
- [グリッド表示]
[表示-表示切替-グリッド詳細設定]を選択します。
- [テンプレート図形・部品の挿入]
- [校正]
- [ツール-文書校正]のメニューを利用します。
または、提出確認の画面で、提出確認ツールパレットの[校正]パレットを利用します。 - [よく使うテンプレート]
- [ファイル-テンプレートを開く-テンプレートを開く]では、ビジネス・パーソナルに役立つテンプレートを使って文書作成ができます。
- [文例/表現]−文例
- ATOKの「お気に入り文書」で、あいさつ文例を入力することができます。基本編集ツールパレットの[文字]パレットで、[表現]にある[文例]を利用しても定型文書を入力することができます。
- [メモ・情報]−カーソル位置の情報表示
- [表示-表示切替-カーソル位置の情報表示]*1を使います。
*1「クラシックタイプのメニューを使う」設定になっているときは、[表示-カーソル位置の情報表示]です。
- [コピー履歴]
- [F3]キーを押すと、コピー履歴の機能を実行できます。
- [ジャンプ]−見出しジャンプ/ブックマーク
- ジャンプパレットを利用します。
■関連情報
ナレッジウィンドウを使用するためにはクラシックタイプの画面に切り替えます。