一太郎9以降の一太郎でカスタマイズしたツールボックスの割付登録ファイル(*.TLX)をコンバート(変換)して、一太郎2014 徹でも同じツールボックスを使えるようにできます。
一太郎の画面タイプによって、引き継ぐ方法が異なります。ご使用の画面タイプに応じて操作します。
※ご使用の画面タイプは、[ヘルプ-画面タイプの確認]の[画面タイプ]で確認できます。
I オリジナルタイプの場合
オリジナルタイプの初期設定ではツールボックスは表示されていません。次のように、ツールボックスを引き継ぐ操作を行ったあと、ツールボックスを表示するよう設定します。
※複数のバージョンの一太郎がインストールされている場合は、最も新しいバージョンの一太郎のツールボックスが引き継がれます。特定のバージョンのツールボックスを指定して引き継ぎたい場合は、[III こんなときは]の操作を行います。
■操作
1 ツールボックスを引き継ぐ
- [ツール-オプション-互換設定/コンバータ-登録ファイルの引き継ぎ]を選択します。
- [引き継ぐ登録ファイル]で[ツールボックス割付登録ファイル]をクリックして
にします。
- [実行]をクリックします。
2 ツールボックスを画面に表示する
- [表示-補助-ツールボックスの表示切替]*1を選択します。
*1[表示-補助]のメニューがない場合は、[表示-ツールボックス-表示切替]を選択します。
- [ツールボックス一覧]で表示したいツールボックスをクリックして
にします。
- [終了]をクリックします。
※操作2.で、[ツールボックス一覧]に表示されていないグループのツールボックスは、オリジナルタイプでは使用できません。カスタマイズしていたツールボックスが使用できない場合は、[表示-補助-ツールボックスの割付](または、[表示-ツールボックス-ツールボックスの割付])で新しいツールボックスのグループを作成してから、機能を割り付ける必要があります。
II クラシックタイプの場合
一太郎2007以降の一太郎でカスタマイズしたツールボックスは、一太郎2014 徹をクラシックタイプ*1で初めて起動するときに、引き継ぎが可能です。「一太郎20XXのツールボックスが見つかりました。カスタマイズ内容を引き継ぎますか?」というメッセージが表示されるので、その画面で[はい]を選択すると、ツールボックスの設定を引き継ぎます。
*1クラシックタイプの画面に切り替えるには、Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-一太郎-一太郎2014 徹 画面タイプ切替ツール]を選択し、[クラシックタイプ]を選択します。
Windows 8.1/8の場合は、アプリ一覧画面/スタート画面で[Justsystemsツール&ユーティリティ]をタップまたはクリックし、[一太郎]から[一太郎2014 徹 画面タイプ切替ツール]を選択して設定します。
※複数のバージョンの一太郎がインストールされている場合は、最も新しいバージョンの一太郎のツールボックスが引き継がれます。特定のバージョンのツールボックスを指定して引き継ぎたい場合は、[III こんなときは]の操作を行います。
III こんなときは
以下のような場合、ツールボックスコンバータを使って旧バージョンのツールボックスを引き継ぐことが可能です。
- 環境にある複数の旧バージョンから特定のバージョンのツールボックスを、個別に引き継ぎたい場合
- クラシックタイプで起動したが、環境にあるツールボックスが一太郎9〜一太郎2006のものだったために、起動時にツールボックスの引き継ぎ確認が表示されなかった場合
- クラシックタイプで起動したが、初回起動時に表示されたツールボックスの引き継ぎ確認で[いいえ]を選択してしまった場合
- 引き継ぎ元や引き継ぎ先のツールボックスファイルについて、特定のファイルに指定して引き継ぎたい場合
■操作
- [ツール-オプション-互換設定/コンバータ-ツールボックスコンバータ]を選択します。
- [旧バージョン(一太郎9以降)のツールボックス割付登録ファイル名]に、変換元となる旧バージョンの一太郎のツールボックス割付登録ファイル名(*.TLX)を設定します。
[参照]をクリックして、ファイルの一覧から選択することもできます。
- [現バージョンのツールボックス割付登録ファイル名]に、変換先となる一太郎2014 徹のツールボックス割付登録ファイル名(*.TLX)を設定します。
※既存のツールボックス割付登録ファイルは、変換先に指定できません。
任意のファイル名(拡張子は .TLX)をフルパスで入力し、新しくファイルを作ります。
[参照]をクリックすると、既存のツールボックス割付登録ファイルを確認することができます。 - [実行]をクリックします。
旧バージョンの一太郎のツールボックス割付登録ファイルが、一太郎2014 徹用に変換されます。
※コンバートしたあとのツールボックス割付登録ファイルは、[ツール-オプション-オプション]の[登録ファイル-ツールボックス割付登録ファイル]で設定すると使えます。
▼注意
- 一太郎8以前の一太郎のツールボックス割付登録ファイルは、コンバートできません。
- 新しく作られる一太郎2014 徹のツールボックス割付登録ファイルには、旧バージョンの一太郎のツールボックス割付登録ファイルにあり、初期設定の一太郎2014 徹ツールボックス割付登録ファイルにはないツールボックス・コマンドだけが追加されます。
※ただし、一太郎2014 徹で削除されたコマンドやツールボックスに割り付けることができないコマンドは、コンバート時に削除されます。