[サポートFAQ]
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更新日:2014.02.07 - 情報番号:054149
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Q 文書のバックアップ機能について
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A FAQ改善アンケートにご協力ください

一太郎には、3つのバックアップ機能があります。必要に応じて、これらの機能を使うかどうか、設定を変更することができます。

  • 保存時バックアップ

    すでに保存されている文書を開いて更新保存(上書保存)するときに、更新前の内容を残しておきます。

  • バックアップの履歴

    文書を閉じるごと、または文書を保存・上書保存するごとに、更新された文書のバックアップを作ります。

  • 自動バックアップ

    編集中の文書を一定間隔で一時的に保存します。

それぞれのバックアップ機能は、次のように設定します。

I 保存時バックアップ:上書保存するときに、更新前の文書を残しておく

文書を上書保存するときに、更新前の文書をバックアップファイルとして残します。バックアップファイルは、保存した文書と同じフォルダーに作られ、元のファイルと同じ名前に $TDのように$マークが付いた拡張子で保存されます。

※文書をまちがって上書保存してしまった場合にバックアップファイルを利用することで、上書保存する前の状態に戻すことができます。

■操作

次の操作でバックアップを行うかどうかを設定できます。

  1. [ファイル-バックアップ-設定]を選択します。
  2. [上書保存時にバックアップファイルを作成する]をクリックして、設定を変更します。

    ※この項目が チェックボックスオン の場合、上書保存するときに、バックアップファイルが作られるようになります。

  3. [OK]をクリックします。

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II バックアップの履歴:文書を閉じるごと、または保存・上書保存するごとに、文書のバックアップを作っておく

文書を閉じるごと、または文書を保存・上書保存するごとに、更新された文書のバックアップを作ります。
バックアップは、最大500回前までを履歴に残して管理し、現在の文書にバックアップの内容を書き戻したり、開いて内容を確認したり、現在の文書と内容を比較したりして利用できます。

■操作

バックアップを行うかどうかや、バックアップを何回前まで履歴に残すか、バックアップの履歴を管理するフォルダー、バックアップを作るタイミングなどを設定できます。

  1. [ファイル-バックアップ-設定]を選択します。
  2. [バックアップファイルの履歴を使用する]をクリックして、設定を変更します。

    ※この項目が チェックボックスオン の場合、バックアップが作られるようになります。

  3. [バックアップファイルの履歴を使用する]を チェックボックスオン にした場合、次の項目も設定します。
    • [[ ]回前のバックアップまで履歴を残す]

      右端にある▼をクリックし、何回前のバックアップまでを履歴に残すかを設定します。入力欄に直接入力することもできます。

      ※設定した数を超えると、古いバックアップから順に削除されます。

    • [バックアップのフォルダ]

      バックアップの履歴を管理するフォルダーを設定します。

      ※バックアップの履歴を管理するフォルダーは、通常文書を保存するドライブ・フォルダーとは別のものにしておくと、文書の保存フォルダーのトラブルへの備えになります。文書の保存フォルダーのドライブがドライブごと破損した場合や、文書の保存フォルダーをフォルダーごと削除しまった場合などに、バックアップを利用して文書を取り戻すことができます。

    • [バックアップのタイミング]

      文書を保存・上書保存するたびにバックアップを作るのか、文書を閉じるときにバックアップを作るのかを選択します。

      • [文書の保存時]を選択した場合

        上書保存した時点ごとの文書のバックアップを利用できるようになります。
        ただし、編集中に上書保存することが多い場合は、バックアップの履歴が増えて、あとから利用しづらくなる可能性もあります。

      • [文書の終了時]を選択した場合

        文書を閉じたときに、最後に保存した時点の文書のバックアップが作られるため、バックアップの履歴を少なくし、バックアップのフォルダーの容量を抑えることができます。
        ただし、文書を開いて何度か上書保存した場合には、さかのぼって前の状態に戻すことはできません。「保存時バックアップファイル」を利用して、直前に上書保存したときの更新前の文書に戻すことはできます。

        ※上記のどちらを選択するかは、上書保存のタイミングなども考えて決めます。上書保存するたびにバックアップを作り、適当な段階で残す必要のないバックアップをまとめて削除する、といった使い方もあります。このとき、区切りとなるバックアップにコメントを付けておくと、残すものを判断しやすくなります。

    • [コメントを入れる]

      バックアップを履歴に残すときにコメントを付けたいときは、チェックボックスオン にします。
      バックアップのタイミングでコメントを入力する画面が表示され、バックアップ時点の文書に対するコメントを付けることができます。版を管理したり変更履歴をメモしたりしたいときは、チェックボックスオン にしておくと備忘に役立ちます。

      ※コメントを入力する画面は、コメントを入力しないで[ESC]キーでスキップできます。

      ※この設定を チェックボックスオフ にしても、[ファイル-バックアップ-バックアップの履歴の編集]を選択してコメントを付けることができます。

  4. [OK]をクリックします。

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III 自動バックアップ:停電などの非常時に備えて、定期的な間隔で文書を残しておく

停電などが起きて、一太郎を正常に終了できなかった場合に、作成中の文書の内容が失われてしまうのを防ぐため、自動的に一定間隔で文書を保存します。

※自動バックアップファイルは、一太郎を正常に終了できなかったあとの起動時に、自動的に開かれます。開かれた自動バックアップファイルは、名前を付けて保存してください。

■操作

次の操作でバックアップを行うかどうかを設定できます。

  1. [ファイル-バックアップ-設定]を選択します。
  2. [自動バックアップを行う]をクリックして、設定を変更します。

    ※この項目が チェックボックスオン の場合、自動バックアップが行われます。

  3. [自動バックアップを行う]を チェックボックスオン にした場合、次の項目も設定します。
    • [自動バックアップを行う間隔]

      何分ごとに文書を保存するかを設定します。

    • [操作を止めてから自動バックアップ開始までの間隔]

      操作が終わってから何秒後に文書を保存するかを設定します。

  4. [OK]をクリックします。

◆補足

  • 自動バックアップ中は、ほかの操作はできません。
  • バックアップ間隔で設定された時間になっても、操作を続けている場合は、自動バックアップは実行されません
  • 一太郎を正常に終了したとき、または、保存や全文書削除したときなどは、自動バックアップファイルは削除されます。
  • 自動バックアップファイルは、インストール時に自動的に設定されたフォルダーに作られます。保存先を変えることはできません。

    自動バックアップファイルの保存先を知りたい

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IV こんなときは:保存し忘れた文書のバックアップを開く

編集していた文書を保存し忘れて一太郎を終了してしまった場合、自動バックアップファイルがあれば、次の操作で復旧できます。

※編集していた文書すべてが復旧できるものではありません。自動バックアップの対象となったデータのみ、この機能で復旧できます。

■操作

  1. [ファイル-バックアップ-保存し忘れた文書のバックアップを開く]を選択します。

    自動バックアップされたファイルが一覧表示されます。編集していた日時の情報を元に、該当のファイルがないか確認します。

  2. 開きたいファイルを選択します。
  3. [OK]をクリックします。

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