ディクテーション(音声による文字入力)を開始できない場合や、音声入力できない場合は、発生している現象に応じて、以下の事項を確認してください。
それぞれの場合に応じて操作します。
- ATOKがオンになっていない、VoiceATOKがオンになっていない場合
- 標準モードでATOKの未確定文字列がある、または音声認識された状態で[Backspace]キーを押した場合
- Voiceパッドに「中断中」と表示されている場合
- 音声入力するアプリケーション(VoiceCenter等)がほかにも起動している場合
- マイクが正しく接続されていない場合
- 起動に時間がかかる場合
I ATOKがオンになっていない、VoiceATOKがオンになっていない場合
- ATOKがオンになっていない場合
以下のヘルプを参照して、ATOKをオンにします。
- VoiceATOKがオンになっていない場合
[VoiceATOK ON/OFF]をクリックし、VoiceATOKをオンにします。
※Windows 8.1/8の場合で、言語バーを表示しない設定にしているときは、タスクバーの[あ]を右クリックまたは長押しして表示されるメニューから[ATOKメニュー-VoiceATOK]を選択してVoiceATOKを使えるようにします。
II 標準モードでATOKの未確定文字列がある、または音声認識された状態で[Backspace]キーを押した場合
未確定文字列を一度確定してからディクテーションを開始します。
III Voiceパッドに「中断中」と表示されている場合
Voiceパッドに「中断中」と表示されている場合、音声認識ソフト(ドラゴンスピーチ11J)とATOKの接続ができていないことが考えられます。
Voiceパッドをクリックするなどしても、「中断中」の表示が消えない場合(接続状態にならない場合)は、まず、ドラゴンスピーチ11Jが、単独で正常に起動できるか確認します。起動方法について詳しくは、ドラゴンスピーチ11Jのマニュアルなどを参照してください。
【単独で正常に起動しない場合】
ドラゴンスピーチ11Jを削除、再インストールしてどうか確認します。
※操作方法について詳しくは、ドラゴンスピーチ11Jのマニュアルやヘルプなどを参照してください。
【単独で正常に起動する場合】
プロファイルを作成していない場合は、プロファイルを作成してみてどうかを確認します。
プロファイルを作成しても変わらない場合は、ATOKを削除、再インストールしてどうかを確認します。
→ATOK 2014をハードディスクから削除する方法(アンインストール)
※プロファイルの作成方法については、ドラゴンスピーチ11Jのマニュアルやヘルプなどを参照してください。
IV 音声入力するアプリケーション(VoiceCenter等)がほかにも起動している場合
VoiceATOKを使用する場合、同時に音声入力するアプリケーションを起動できない場合があります。
VoiceCenterなどが起動している場合は終了し、音声入力を試します。
V マイクが正しく接続されていない場合
Voiceパッドのレベルが、発話の際にふれているか(色が変わっているか)どうかを確認します。
ふれていない(色が変わっていない)場合は、マイクの接続を確認したあとに、マイクの設定を実行し、マイクからの音声が正しく入力されているかを確認してください。
※オーディオのセットアップや入力レベル調整については、ドラゴンスピーチ11Jのマニュアルやヘルプなどを参照してください。
VI 起動に時間がかかる場合
VoiceATOK起動時に、ユーザープロファイルの読み込みに時間がかかる場合があります。
Voiceパッドに「起動中」と表示されたままなかなか動かない場合は、そのまましばらく待ってみます。
しばらく待ってみても「起動中」を表示されたままの場合は、Windowsを再起動してみてください。