一太郎の起動時、下記のようなメッセージが表示されて起動できない場合、対象ファイルを削除したり、インストール後に行ったさまざまな設定内容を初期設定に戻すなどして、起動できるか確認します。
【表示されるメッセージ】
- 「システムマクロファイルを以下の原因で読み込めませんでした」
- 「キー割付ファイルが読み込めません」
- 「メニューファイルが読み込めないため起動できません」
- 「ツールボックスファイルを読み込めないため起動できません」
操作は次の流れで行います。
I メッセージに表示された対象ファイルを削除する
メッセージに表示された対象ファイルには、システムマクロ、キー割付、メニュー割付、ツールボックスについて、それぞれカスタマイズ(初期設定から変更)した情報が記憶されています。これらのファイルが何らかの原因で不正になると、一太郎を起動することができません。
次の操作で、メッセージに表示されたファイルを削除して起動できるか確認します。
※これらのファイルは削除しても、次回、一太郎を起動する際、自動的に新しいファイルが作成されます。
ただし、これまでに設定したシステムマクロやキー割付などの情報は初期設定に戻ります。一太郎の起動後、再設定が必要です。
■操作
- エクスプローラーを起動します。
- ファイルの拡張子を表示します。
- 次のフォルダーを選択します。
- Windows 8.1/8/7/Vistaの場合
?:¥Users*1¥ユーザー名¥AppData\Roaming¥Justsystem¥TARO24
- Windows XPの場合
?:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Application Data¥Justsystem¥TARO24
【例】画面左側の一覧で、Cドライブ→「ユーザー」→「ログオンしているユーザー名」→「AppData」・・・と順にダブルクリックして、フォルダーを開いていきます。
※「?」には、Windowsの存在するドライブ名が入ります。
*1エクスプローラなどでは「ユーザー」と表示されます。
- Windows 8.1/8/7/Vistaの場合
- 画面右側に表示されたファイルの一覧で、表示されたメッセージに応じた対象ファイルをクリックして選択した状態にします。
選択するファイル名は次のとおりです。
- システムマクロファイル → T24_SMP.MCR
- キー割付ファイル → T24_STK.KEY
- メニューファイル → T24_STK.MNU
- ツールボックスファイル → T24_STK.TLX
※大文字でも小文字でもかまいません。半角で入力します。
- 上の操作で選択したファイルを、右クリックして表示されるショートカットメニューの[削除]を選択します。
- 削除を確認するメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
選択したファイルが削除されます。このあと、一太郎の起動を確認します。
◆補足
- 「システムマクロファイル」のエラーメッセージが表示される場合
上の操作を行っても起動できないときは、追加で次の操作を試します。
- エクスプローラーを起動します。
- 「?:\JUST\USER\TARO24」フォルダーを選択します。
【例】画面左側の一覧で、Cドライブ→「JUST」→「USER」と順にダブルクリックして、フォルダーを開いていきます。
※「?」には、一太郎をインストールしたドライブ名が入ります。
- <TARO24>フォルダーを右クリックして表示されるショートカットメニューの[名前の変更]を選択し、フォルダー名を変更します。
【例】<TARO241>のように、別の文字や数字を追加します。
- 一太郎が起動できるか確認します。
起動時に「システムマクロファイルとして・・・使用します」というメッセージが表示された場合は[確認]をクリックします。
※上記のようにフォルダーを名前変更した場合、一太郎のサンプルマクロは利用できません。
II 環境を元に戻すツールを実行する
一太郎をインストール後に行った、オプションや画面表示の設定など、さまざまな設定内容をすべて初期設定に戻して起動できるか確認します。