共同通信社 記者ハンドブック辞書は、ATOK 2015をインストールしたあとに自動的に表示されるスタートアップツールを実行することで、ATOK 2015に引き継ぐことができます。
旧バージョンのATOKで記者ハンドブック辞書を使用していたコンピュータに、ATOK 2015をインストールした場合は、すでに引き継ぎが完了しています。I の手順で記者ハンドブック辞書が設定できているかどうか確認します。
※別のコンピュータのATOK 2015に設定したい場合、
ATOK 2006以前の辞書の場合はII の手順を、
ATOK 2007、2008の辞書の場合はIII の手順を、
ATOK 2009以降に発売された共同通信社 記者ハンドブック辞書 第11版 for ATOKの場合はIV の手順を、
2011年以降に発売された共同通信社 記者ハンドブック辞書 第12版 for ATOKの場合はV の手順を、
確認してください。
- 辞書の設定を確認する
- 別のコンピュータでATOK 2006以前の記者ハンドブック辞書を使いたい場合
- 別のコンピュータでATOK 2007、2008の記者ハンドブック辞書を使いたい場合
- 別のコンピュータでATOK 2009以降に発売された記者ハンドブック辞書を使いたい場合
- 別のコンピュータで2011年以降に発売された記者ハンドブック辞書を使いたい場合
I 辞書の設定を確認する
■操作
- ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし、[環境設定]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- [辞書セット一覧]で[標準辞書セット]を選択します。
- [標準辞書セットの内容]に[ATOK 共同通信社 記者ハンドブック辞書]が表示されているかどうか確認します。
※[ATOK 共同通信社 記者ハンドブック辞書]が表示されていない場合は、次の操作を行います。
- [追加]をクリックします。
- [一覧]から[ATOK 共同通信社 記者ハンドブック辞書]を選択し、[追加]をクリックします。
[標準辞書セットの内容]に[ATOK 共同通信社 記者ハンドブック辞書]が追加されます。
- [OK]をクリックします。
[辞書・学習]シートに戻ります。
- [ATOK 共同通信社 記者ハンドブック辞書]がオフの場合は、クリックしてオンにします。オンの場合は、そのまま利用できます。
- [OK]をクリックし、ATOK プロパティを閉じます。
※上記操作で記者ハンドブック辞書の設定ができていた場合は、以降の操作は不要です。
操作4.で[ATOK 共同通信社 記者ハンドブック辞書]が存在しなかった場合、ATOK 2006以前の辞書の場合はII の手順に、ATOK 2007、2008の辞書の場合はIII の手順に進みます。
II 別のコンピュータでATOK 2006以前の記者ハンドブック辞書を使いたい場合
■操作
1 辞書ファイルをコピーする
- 記者ハンドブック辞書のCD-ROMをセットし、CDアイコンをダブルクリックします。
ダウンロード購入されている場合は、ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックします。
- CD-ROM内にある辞書ファイルを探して、適当な場所にコピーします。
※記者ハンドブック辞書には以下の3種類があります。用途に合わせて辞書を選択してコピーしてください。「??」にはATOKのバージョンに対応した数字が入ります。ATOK 2006では「19」、ATOK 2005では「18」です。
- ATOK??記者ハンドブック辞書…用字用語集、外来語用例集、新聞略語集などを登録した辞書
- ATOK??記者ハンドブック辞書M…上記辞書から、外来語用例集の表記揺れ指摘のみ除外した辞書
- ATOK??記者ハンドブック辞書S…用字用語集のみ登録した辞書
2 辞書をコンバートする
- ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし、[辞書ユーティリティ]を選択します。
辞書ユーティリティが起動します。
- メニューバーの[ファイル-辞書コンバート]を選択します。
- [変換元辞書]の[辞書指定]をクリックし、1でコピーした記者ハンドブック辞書ファイルを選択して、[開く]をクリックします。
- [変換先辞書]の[辞書指定]をクリックします。
[保存]ウインドウが表示されます。
- 新しく作成する辞書の保存場所と名前を設定し、[保存]をクリックします。
- [タイトル]に、新しく作成する辞書ファイルのタイトルを入力します。
- 必要に応じて[説明]を入力します。
- [実行]をクリックします。
変換元辞書をもとに、ATOK 2015の辞書が新しく作成されます。
- 終了したら、[閉じる]をクリックします。
- [閉じる]をクリックして、辞書ユーティリティを終了します。
ATOK 2015で使用できる辞書にコンバートできました。
3 コンバートした辞書をATOK 環境設定で設定する
- ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし、[環境設定]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- [辞書セット一覧]から辞書を設定したい辞書セットを選択します。
- [追加]をクリックします。
- 辞書の一覧から、II-2で作成した辞書を選択し、[追加]をクリックします。
追加したい辞書が表示されていない場合は、[その他]をクリックし、辞書ファイルのある場所を指定し、追加します。
- [辞書セットの内容]に追加した辞書名が表示されていることを確認し、[OK]をクリックします。
次回起動したアプリケーションから辞書が使用できるようになります。
III 別のコンピュータでATOK 2007、2008の記者ハンドブック辞書を使いたい場合
■操作
- 記者ハンドブック辞書のCD-ROMをセットし、CDアイコンをダブルクリックします。
ダウンロード購入されている場合は、ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックします。
- CD-ROM内にある辞書ファイルを表示します。
※記者ハンドブック辞書には以下の3種類があります。用途に合わせて辞書を選択してください。
- ATOK20記者ハンドブック辞書…用字用語集、外来語用例集、新聞略語集などを登録した辞書
- ATOK20記者ハンドブック辞書M…上記辞書から、外来語用例集の表記揺れ指摘のみ除外した辞書
- ATOK20記者ハンドブック辞書S…用字用語集のみ登録した辞書
- ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし、[環境設定]を選択します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- 左側の[辞書セット一覧]から[標準辞書セット]を選択します。
- 操作2.で表示されている辞書ファイルの中から、お使いのATOK用辞書を選択し、ATOK環境設定の[標準辞書セットの内容]の一覧へドラッグします。
- メッセージが表示されるので[OK]をクリックします。
- 一覧にドラッグした辞書がオンになっていることを確認し、[OK]をクリックします。
ATOK環境設定が終了します。
これで、ドラッグした辞書が変換時に使えるようになります。
IV 別のコンピュータでATOK 2009以降に発売された記者ハンドブック辞書を使いたい場合
CD-ROMからそのままインストールすることができます。共同通信社 記者ハンドブック辞書 第11版 for ATOKのCD-ROMをCD(DVD)ドライブにいれてメッセージに従ってインストールします。
※ダウンロードで入手した場合は、ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックして解凍します。
V 別のパソコンで2011年以降に発売された記者ハンドブック辞書を使いたい場合
ダウンロードページにて詳細をご確認の上、「共同通信社 記者ハンドブック辞書 第12版 ATOK 2015対応モジュール(Mac用)」を導入してください。
※CD-ROMからそのままインストールすることもできます。共同通信社 記者ハンドブック辞書 第12版 for ATOKのCD-ROMをCD(DVD)ドライブにいれてメッセージに従ってインストールします。
※ダウンロードで入手した場合は、ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックして解凍します。
▼注意
- 「共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK(ATOK16/17)」(第9版準拠)は、ATOK 2015では使用できません。
- 「記者ハンドブック辞書」は、ATOKを使って、共同通信社『記者ハンドブック』の表記ルールに沿った文章の作成をサポートすることを目的とした辞書です。ATOKはバージョンアップごとに辞書内容を更新していますが、その都度、記者ハンドブック辞書も各ATOKにあわせてチューニングを行っています。そのため、旧バージョンのATOKで使っていた記者ハンドブック辞書をそのまま利用すると、ATOK 2015で追加・変更されたことばに対して校正が働かない場合があり、記者ハンドブック辞書本来の効果が発揮できない恐れがあります。お使いのATOKに対応した記者ハンドブック辞書を使用されることをお勧めします。