一太郎では次のような場面で、文書校正の辞書ファイルを参照しています。
- 文書校正、ふりがな、索引の機能を利用する際
- 基本編集ツールパレットで、感太パレットが表示されている場合
- 基本編集ツールパレットで、文書編集パレットのふりがなや索引の機能を選択した状態で、本文の文字列を選択している状態
一太郎を利用中、「辞書ファイルが見つかりません」というメッセージが表示される場合、文書校正の辞書ファイルを設定し直してどうか確認します。
※ATOKでの変換操作で「辞書ファイルが見つかりません」と表示される場合は、次のFAQを確認してください。
■操作
- [ツール-文書校正-文書校正の設定]を選択します。
[文書校正の設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [校正設定の一覧]で、[簡易(誤字脱字など)]を選択します。
- [辞書設定]をクリックします。
[文書校正の設定-辞書]ダイアログボックスが表示されます。
- [システム辞書]や[ユーザー辞書]に、辞書が設定されているか確認します。
初期設定では、次のファイルやフォルダーが設定されます。
- システム辞書
?:¥JUST¥JSDIC¥JSPRF3ST2.DIC
※「?」には、一太郎をインストールしたドライブ名が入ります。
- ユーザー辞書
?:¥Users*1¥<ユーザー名>¥AppData¥Roaming¥Justsystem¥Common¥JSTPRF2U.DIC
※「?」には、Windowsの存在するドライブ名が入ります。
*1エクスプローラーなどでは「ユーザー」と表示されます。
- システム辞書
- [システム辞書]や[ユーザー辞書]にある[参照]をクリックし、表示された[ファイル選択]ダイアログボックスで、4.のようにドライブ、フォルダー名、ファイル名を設定します。
システム辞書、ユーザー辞書の在所が確認できない場合は、[◆補足]を確認してください。
- [OK]をクリックします。
[文書校正の設定-辞書]ダイアログボックスに戻ります。
- [校正設定の一覧]で、2.で選択した以外の項目を選択して、3.〜6.を繰り返します。
- すべての[校正設定の一覧]で確認が終わったら、[終了]をクリックします。
◆補足
システム辞書、ユーザー辞書の在所が確認できない場合は、[ツール-文書校正-文書校正の設定]の操作をいったんとりやめ、一太郎を終了して、次のように進めます。
- JSPRF3ST2.DIC、JSTPRF2U.DICがお使いのハードディスク内にあるか、ファイルを検索して調べます。
- ファイルの検索結果によって次のように対処します。
- ファイルの場所を確認できた場合
一太郎を起動し、上記1.〜8.の操作で辞書ファイルのドライブ、フォルダー、ファイル名を設定します。
- 検索結果でファイルが確認できなかった場合
一太郎をいったん削除(アンインストール)してから、再度インストールし直します。そのあと、エラーメッセージが表示されるか確認します。
→一太郎2015をハードディスクから削除する方法(アンインストール)
※「システム辞書はあったが、ユーザー辞書が見当たらない」という場合、ユーザー辞書は新規作成することができるため、一太郎を削除・再インストールする必要はありません。[ツール-文書校正-日本語辞書ユーティリティ]で、[ファイル-新規作成]を選択し、新しくJSTPRF2U.DICを作成したあと、上記1.〜8.の操作でユーザー辞書JSTPRF2U.DICを設定します。
- ファイルの場所を確認できた場合