このFAQは、法人のお客様(企業/官公庁・自治体/教育機関など)で、システム管理者の方を対象としています。
「JUST Note サービスパック」を導入する際、以下の手順で操作すると、インストール画面を表示することなくインストール(サイレントインストール)を行うことができます。
操作は次の流れで行います。
I インストールを行う前に
II.以降の操作を行う前に、次の点について確認します。
- 環境に、JUST Noteがインストールされているかどうか確認します。
JUST Noteがインストールされていない環境には、JUST Note サービスパックを導入することができません。JUST Noteがインストールされていない場合は、JUST Noteをインストールしてから操作を行います。
- 管理者(Administrator)権限でコンピューターにログオンします。
JUST Note サービスパックをインストールするには、Administrators グループに所属しているユーザーや、「コンピューターの管理者」のユーザーでログオンする必要があります。
- 起動しているアプリケーションはすべて終了します。
JUST Noteなど、起動しているアプリケーションがある場合はすべて終了してから操作を行います。
▼注意
- JUST Note サービスパックは、Windows XPは動作保証外です。Windows XPにはインストールできません。
- JUST Note サービスパックの導入は、JUST Noteのバージョンが1.2.2以降の環境を対象としています。
また、JUST Note 3の環境(バージョン3以降)は導入の対象外です。 - JUST Note サービスパックには、Microsoft .NET Flamework 4以上が既に導入済の環境向けプログラムと、導入されていない環境用のMicrosoft .NET Flamework 4.5.2同梱版(ファイル名に_netfx452が含まれるもの)の2種類があります。現在の環境に応じて、どちらかの版をダウンロードしてください。
II サイレントインストールを行う
以下の流れでサイレントインストールを行います。
■操作
1 JUST Note サービスパックのプログラム(justnotespup?.exe、または、justnotespup?_netfx452.exe)を展開しサーバーにコピーする
※上記プログラム名の?には、公開中のプログラムに応じた数字が入ります。
- ダウンロードページから、JUST Note サービスパックのプログラムを任意のドライブ・フォルダにダウンロードします。
ここでは、サーバーAに<data>フォルダを作成し、<data>フォルダ以下にJUST Note サービスパックのプログラムをダウンロードし、同フォルダに展開した場合を例に、以降の手順を説明します。 - Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム-アクセサリ-ファイル名を指定して実行]を選択します。
※Windows 8.1/8 の場合は、チャームバーを表示して[検索]をタップまたはクリックし「ファイル名を指定して実行」と入力します。
- [参照]をクリックします。
- 画面左側の[コンピューター]を選択し、手順1.でJUST Note サービスパックのプログラムをダウンロードしたドライブ・フォルダを選択し、JUST Note サービスパックのプログラムを選択し、[開く]をクリックします。
- [ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスの[名前]欄でJUST Note サービスパックプログラム名の後ろに半角スペースを入力し、続けて「/c /t:"展開先のパス"」と入力します。
【例】justnotespup3.exe(2015.10.01公開版)の場合
\\A\data\justnotespup3.exe▲/c▲/t:"\\A\data"※入力例で記載の「▲」は半角スペースを表します。スペースキーを1回押してください。
また、半角アルファベットの大文字・小文字は上記のとおりに入力してください。 - [OK]をクリックします。
- 「このファイルを実行しますか?」と表示されたら[実行]をクリックします。
手順5.で指定した展開先へ「setup.exe」などのファイルが作成されます。
2 サイレントインストールを実行するためのショートカットを作成する
- サーバーAの<data>フォルダ内の「setup.exe」の上で右クリックします。
- 表示されたショートカットメニューから[ショートカットの作成]をクリックします。
「setup.exe-ショートカット」*1が作成されます。
*1OSによっては、「setup.exe へのショートカット」です。
- 手順2.で作成されたショートカットの上で右クリックします。
- 表示されたショートカットメニューから[プロパティ]を選択します。
- [ショートカット]シートを選択します。
- [リンク先]で、「setup.exe」の後ろに半角スペースを入力し、続けて「/s」と入力します。
【例】\\A\data\setup.exe▲/s
※入力例で記載の「▲」は半角スペースを表します。スペースキーを1回押してください。
また、半角アルファベットの大文字・小文字は上記のとおりに入力してください。- サービスパックを導入完了時、Windowsの再起動を抑制する場合
続けて「/s /n」と入力します。
【例】\\A\data\setup.exe▲/s▲/n
- サービスパックを導入完了時、Windowsの再起動を抑制する場合
- [適用]をクリックし、[OK]をクリックします。
3 ローカルクライアントBから、サーバーAの「setup.exe」をサイレントインストールで実行する
ここでは、サーバーAに接続しているローカルクライアントBから、サーバーAの <data>フォルダにある「setup.exe」のショートカットを呼び出す方法について説明します。
以下の操作はローカルクライアントBでの操作となります。
- エクスプローラを起動します。
- サーバーAの<data>フォルダを表示します。
- 手順 2-2.で作成したショートカットの上で右クリックします。
- 表示されるショートカットメニューから[管理者として実行]*1を選択します。
*1ご使用のOSによっては、[開く]です。
- [ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されたら、[はい]または[続行]をクリックします。管理者アカウント以外でログオンしている場合は、管理者アカウントのユーザー名やパスワードを入力し、[はい]または[OK]をクリックします。
※ご使用のOSや設定によっては、[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスは表示されません。6.へ進みます。
- 画面には表示されませんが、JUST Note サービスパックのインストールがはじまります。