文字を入力・変換中に、電子辞典を使ってことばの意味を確かめることができます。
電子辞典に、音声データや画像データが含まれる場合は、再生することもできます。
また、ATOK 2016では、文章を参照しているときにも電子辞典検索ができるようになりました。
→文章を参照しているときに電子辞典でことばの意味を確かめる−ATOKイミクル−
▼注意
- この機能は、ATOK 2016で使用できる電子辞典がインストールされている場合に利用できます。
- 選択されているスタイルや使用しているキーボードの種類によっては、[End]キーを押しても電子辞典検索できない場合があります。
I 電子辞典を検索する
■操作
●日本語の意味を調べる
- 調べたいことばに変換します。
一汁一菜
- [End]*1キーを押します。
※タッチキーボードの場合は、調べたい候補を長押しして表示されるメニューから[電子辞典検索]を選択します。
*1MS-IME設定やMS-IMEスタイルをご使用の場合は[Ctrl]+[End]です。
情報ウィンドウに、電子辞典の内容が表示されます。
※上記の画面は、「精選版日本国語大辞典」を例として使用しています。
●英単語の意味を調べる
- タスクバーの[あ]を右クリックまたは長押しして表示されるメニューから[入力文字種-半角英字]または[入力文字種-全角英字]を選択して、アルファベットを入力するモードに切り替えます。
※言語バーやATOKパレットを表示している場合は、言語バーまたはATOKパレットの[あ]をクリックして表示されるメニューから[半角英字]または[全角英字]を選択します。
ローマ字入力の場合は、[Shift]キーを押したまま文字キーを押すと、アルファベットを入力するモードに切り替わります。
- 調べたい単語を入力します。
未確定の状態でアルファベットが入力されます。
beyond - [End]*1キーを押します。
※タッチキーボードの場合は、調べたい候補を長押しして表示されるメニューから[電子辞典検索]を選択します。
*1MS-IME設定やMS-IMEスタイルをご使用の場合は[Ctrl]+[End]です。
情報ウィンドウに、電子辞典の内容が表示されます。
電子辞典に音声データが含まれる場合は、
が表示されます。
をクリックすると、再生できます。
※上記の画面は、「ジーニアス英和辞典 第5版」を例として使用しています。
II 検索する電子辞典を切り替える
情報ウィンドウの上部に表示されているタブの中から、切り替えたい電子辞典名タブをクリックするか、[End]*1キーを押します。
*1MS-IME設定やMS-IMEスタイルをご使用の場合は[Ctrl]+[End]です。
※情報ウィンドウの上で右クリック*2して表示されるメニューから、電子辞典名を選択して切り替えることもできます。対象単語で検索した結果が見つからない場合は、電子辞典名が淡色で表示されます。
*2タッチキーボードの場合は、情報ウィンドウの上で長押しします。
【例】国語辞典から和英辞典に切り替える
※上記の画面は、「精選版日本国語大辞典」「ジーニアス和英辞典 第3版」を例として使用しています。
III 電子辞典検索と同音語情報表示を切り替える
電子辞典に掲載されている単語には、候補ウィンドウで単語の右側に が付いて表示されます。
候補ウィンドウで マークのある単語に反転カーソルを合わせてしばらくすると情報ウィンドウが自動的に表示されます。
同音語情報と電子辞典の両方に説明のある単語には、 が付いて表示されます。同音語の説明が表示されているときは、電子辞典名のタブをクリックするか、[End]*1キーを押すとタブが切り替わり電子辞典の内容に切り替わります。
*1MS-IME設定やMS-IMEスタイルをご使用の場合は[Ctrl]+[End]です。
※上記の画面は、「精選版日本国語大辞典」を例として使用しています。
IV 電子辞典検索の便利な機能
→電子辞典検索ウィンドウの文字を大きくする(ATOK 2016以降)
→電子辞典検索ウィンドウ内の別のことばを検索する(ATOK 2016以降)
▼注意
- ATOK プロパティで[情報ウィンドウを表示]が「しない」になっているときは、電子辞典を検索することはできません。以下の手順で、設定を変更します。
- ATOKプロパティを起動します。
- [入力・変換]シートの[表示]を選択します。
- [情報ウィンドウを表示]を「する」または「する(自動)」を選択します。
- [OK]をクリックします。
- 情報ウィンドウでは、[Shift]+[Ctrl]+[Pageup]キーで前ページへ、[Shift]+[Ctrl]+[Pagedown]キーで次ページへの移動になります。
ATOK 2007と同様に[End]*1キーを押してページを切り替えたい場合は、以下の手順で設定を変更します。*1MS-IME設定やMS-IMEスタイルをご使用の場合は[Ctrl]+[End]です。
※タッチキーボードの場合は、上フリック/下フリックで前/次のページへ移動できます。
- ATOKプロパティを起動します。
- [入力・変換]シートの[表示]を選択します。
- [ATOK 2007互換のキー操作で使用する]の
をクリックして
にします。
- [OK]をクリックします。