Wordで使用している書式・機能によっては、Just Right!上で編集した内容を反映することができない場合があります。
次の機能を利用している場合は、[すべて反映]を選択しても編集内容が反映されません。[1つずつ反映]を選択しても、[反映の確認]ダイアログボックスの[反映して次へ]は淡色で表示されて、選択できません。
- フィールド
- フィールドの前後を含む範囲の編集内容は、反映できません。
- フィールドの種類によっては、フィールド直後に隠し文字などの情報が存在します。このため、フィールド直後への文字列の挿入や削除は実行できない場合があります。
【例】
Ask,DocVariable,Next,NextIf,Private,RD,Set,SkipIf,TA,XE など
- 隠し文字
- 索引の読みのデータなど、隠し文字を含む範囲の編集内容は、反映できません。
- 改行・脚注記号
- 改行や脚注記号を含む範囲の編集内容は、反映できません。
- 図など
- 図/グラフ/SmartArtなどをJust Right!に取り込むと、「/」と表示されることがあります。この部分を含む編集内容は、Wordに反映できません。
上記の機能のほか、次の場合もWordに編集内容を反映できない場合があります。
- Just Right!上で、同じ個所を繰り返し編集した場合、[1つずつ反映]で[次へ]をクリックしたなどWordへの反映をスキップすると、編集内容を正しく反映できないことがあります。
- Unicodeのサロゲート ペアの文字を含む場合は、Wordへ反映することはできません。
Word文書中にUnicodeのサロゲート ペアの文字が含まれていたり、Just Right!上でUnicodeのサロゲート ペアの文字を入力したりした場合は、すべて未反映の編集項目になります。
また、Word上の位置の情報は取得できないため、位置の情報は表示されません。Wordの別文書として出力した場合も、正しい文字で出力されないことがあります。
▼注意
次のどれか1つ以上にあてはまる場合は、Wordには書き戻せない状態でJust Right!が起動します。
- 文書内にクイックパーツがある場合
- 変更履歴内の削除されたテキストボックスにカーソルがある場合
※変更履歴内の、削除されたテキストボックスまたは図形内の文字列からJust Right!を起動した場合、Just Right!で編集した内容は反映できません。
- Shapesオブジェクトのアンカーに指定されていないフィールドコード { SHAPE \* MERGEFORMAT } が文書内にある場合
※Shapesオブジェクトのアンカーに指定されていないフィールドコード { SHAPE \* MERGEFORMAT } がWord文書に含まれている場合、Just Right!で編集した内容は反映できません。
- Word文書を「読み込み専用」で開いている場合
※「最終版」に設定されているWord文書を開いている場合や、ほかのコンピューターなどで編集されているWord文書を「読み込み専用」で開いている場合