[サポートFAQ]
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更新日:2017.02.03 - 情報番号:056309
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Q ツールパレットでIVSの異体字を呼び出す
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一太郎のツールパレット(文字パレット)にある異体字入力でIVSを利用するには、次のように設定、操作します。

【IVSの異体字を利用できる環境】

  • IVSを利用するには、Windows 7以降のOSが必要です。

    ※Windows 7のIVSへの対応は部分的です。IVSの表示は可能ですが、Windows 8.1の表示と異なる場合があります。

  • 一太郎でATOK 2014以降のATOKを利用する状態になっていることが必要です。

    ATOK 2014以降が設定されていない場合は、次の手順で設定します。

    ATOKを標準の言語として使う

  • IVSを利用するには、IVSに対応したフォントが必要です。

    一太郎は、IVSに対応したフォントとして「IPAmj明朝フォント」を標準搭載しています。

【ツールパレットからIVSの異体字を入力する】

  1. 異体字に置き換えたい文字の左側*1にカーソルを合わるか、置き換えたい文字1つを範囲指定します。

    *1縦組み文書の場合は、その文字の上側です。

  2. 画面右側にある[基本編集ツールパレット]で、[文字]パレットを選択します。
  3. 異体字 をクリックし、[IVS]タブを選択します。
  4. [フォント]の右端の▼をクリックして表示される一覧から、入力したい異体字を含むIVS対応フォント(「IPAmj明朝」など)を選択します。

    文字パレットの画面

    ※選択したフォントによって、一覧に表示される異体字の候補数が変わる場合があります。

  5. 一覧で置き換えたい異体字をクリックします。

    ※IVSを利用した異体字かどうかは、異体字にポインターを合わせると表示されるツールチップの内容で確認できます。
    IVSを利用した異体字は、「Unicode:U+????」の右に「;U+E????」が表示されます。

  6. [置換]をクリックします。

    操作1 でカーソルに合わせた文字が操作5 で選択した異体字に置き換わります。

▼注意

  • ツールパレットで表示できるIVSの字形は、異体字に定義されたもの([異体字]タブでも表示されるもの)と、その文字を基底文字として定義された文字(U+xxxx;U+E????のように表示)です。
    その文字の異体字として関連付いていない字形は表示されません。
    また、IPAmj明朝フォントに収録されている字形でも、符号化対象外となっている漢字は通常の文字コードによって文字を指定することができないため、一太郎でも入力することができません。
  • 文書中に挿入した異体字について、フォントを変えると、正しく表示できない場合があります。

■関連情報

一太郎2017のIVS機能について

文字の変換中にIVSの異体字を入力する

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