バックアップしたファイルから、辞書やそのほかのデータを復元し、バックアップツールで保存したデータを、保存したときの状態に戻します。
▼注意
- 復元を実行すると、復元の前のデータはすべて削除されます。
復元前のデータを残しておきたい場合は、復元前にバックアップツールでデータを保存してください。 - 管理者アカウント以外でサインイン(ログオン)して復元を実行すると、「管理者権限を持たないユーザーです。バックアップデータをすべて復元できない場合があります。」というメッセージが表示されます。
その場合、ATOKをインストールしたフォルダーにある辞書などのデータ*1は復元することができません。必要に応じて、専門用語変換辞書や連想変換辞書は、再度インストールしてください。*1?:\Program Files\JustSystems(Justsystem)、?:\Program Files(x86)\JustSystems(Justsystem)、または?:\JUST以下のATOK30フォルダー内にあるデータが対象です。
ユーザーフォルダーにあるデータ(ユーザー辞書など)は復元されます。
■操作
- 起動しているアプリケーションをすべて終了します。
- ATOK以外の言語に通常使用する言語(日本語入力システム)を切り替えます。
※Microsoft IMEなどATOK以外の言語に設定してください。
- バックアップツールを起動します。
- [バックアップを復元する]を選択します。
- [復元データフォルダー]の[参照]をクリックし、バックアップデータが保存されているフォルダーを選択して、[OK]をクリックします。
バックアップしたときに、特に保存先を変更していない場合は、以下のフォルダーを選択します。
?:\Users*1\<各ユーザー名>\Documents*2\ATOK\ATOK30_backup
*1エクスプローラーなどでは「ユーザー」と表示されます。
*2エクスプローラーなどでは「ドキュメント」と表示されます。
※?には、Windowsの存在するハードディスクドライブ名が入ります。
- [実行]をクリックします。
- 「復元前のATOKの設定や辞書の内容は上書きされます。よろしいですか?」と表示されたら、[はい]をクリックします。
- 「復元が完了しました。既定の言語をATOK Pro 4に切り替えますか?」と表示されたら、[はい]をクリックします。
- [終了]をクリックして、バックアップツールを終了します。
※操作8.で「復元が完了しました。Windowsを再起動してください。今すぐ再起動しますか?」と表示された場合は、[はい]をクリックして、Windowsを再起動してください。
●こんなときは
- 旧バージョンのATOKのデータを復元した場合は、旧バージョンのユーザーフォルダーおよびATOKフォルダーへ復元を行います。
旧バージョンのデータ復元が完了すると、スタートアップツールで引き継ぎを行うかメッセージが表示されます。復元したデータをATOK Pro 4に引き継ぐ場合は、スタートアップツールが起動するので、画面にしたがってデータの引き継ぎを行ってください。