入力や変換の速度が遅い場合は、次の内容を確認します。
I [ATOK 環境設定]で設定を変更する
ご利用環境によって、ATOKのプログラムの動作に負荷がかかっている可能性があります。[ATOK 環境設定]で、次の設定を変更することで負荷を軽減して、現象が改善するかどうか確認します。
※以下の設定を一気に変更するのではなく、状態をみながら、少しずつ変更して改善するかご確認ください。
- ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし、[環境設定]を選択します。
[ATOK 環境設定]が表示されます。
- [入力・変換]シートを選択し、[設定項目]の[推測変換]で[推測候補の自動表示]を[しない]にします。
- [OK]をクリックしてATOK環境設定を閉じます。
改善したか確認し、改善した場合は、次へ進みます。
- 再度ATOK 環境設定を起動して、[推測候補の自動表示]を[する]に変更し、[詳細設定]をクリックして次のように変更します。
- 開始文字数をなるべく大きく
- 自動表示候補数をなるべく小さく
- 表示速度を[はやい]から[おそい]に変更
- [推測変換-追加する候補]の[特定のフレーズにあてはまる漢字を表示する]をオフ
※バージョン 31.1未満には、本設定項目はありません
- [推測変換-追加する候補]の[複数文節からなる候補を追加する]をオフ
- [推測変換-省入力データ]の[省入力データの内容]で、不要な省入力データをオフ
- [OK]をクリックしてATOK環境設定を閉じます。
改善したか確認し、改善しない場合は、次へ進みます。
- 再度ATOK 環境設定を起動して、[入力・変換]シートで次の設定を変更します。
- [入力補助]の左にある をクリックして にし、[特殊]を選択して[よく使うフレーズを推測候補で表示する]をオフ
※バージョン 31.2未満には、本設定項目はありません。
- [入力補助]の[特殊]で[高度な変換処理を行う]をオフ
- [変換補助]の[一時文書学習候補を表示する]をオフ
- [入力支援]で[入力誤りの自動修復]の[確定内容に応じて修正する(ローマ字入力時)]をオフ
- [入力支援]で[入力誤りの自動修復]の[高度な自動修復を行う]をオフ
- [連想変換]の[候補がある時ツールチップで表示する]をオフ
- [候補ウィンドウ]の左にある をクリックして にし、[0キー切替]を選択して[0キーで候補を切り替える]をオフ
- [基本]の[変換モードを自動的に切り替える]をオフ
- [変換補助]の[挿入ポイント前後の文章を参照して変換する]をオフ
- [英語]の[英語入力モードでは推測候補の自動表示を「する(強)」にする]をオフ
※英語モードで遅い場合に設定します。
- [英語]の左にある をクリックして にし、[スペルチェック]を選択して[スペルチェック候補を表示する]をオフ
※英語モードで遅い場合に設定します。
- [入力補助]の左にある をクリックして にし、[特殊]を選択して[よく使うフレーズを推測候補で表示する]をオフ
- [OK]をクリックしてATOK環境設定を閉じます。
改善したか確認し、改善しない場合は、次へ進みます。
- 再度ATOK環境設定を起動して、[電子辞典検索]シートで次の設定を変更します。
- [電子辞典を検索する]をオフ
- [日本語辞典]、[英語辞典]それぞれでオン になっている辞典のうち、使用しない辞典をオフ
- [OK]をクリックしてATOK環境設定を閉じます。
改善したか確認し、改善しない場合は、次へ進みます。
- 再度ATOK環境設定を起動して、[辞書・学習]シートで次の設定を変更します。
- 基本辞書セット( が設定されている辞書セット)を選択し、右側の[○○の内容]で、設定されている辞書の数を10個以下にする
※「○○」には辞書セット名が入ります。初期設定では[標準辞書セットの内容]です。
- ◦基本辞書セット以外の辞書セットを選択し、[スペース変換で候補に追加する]をオフ
- 基本辞書セット( が設定されている辞書セット)を選択し、右側の[○○の内容]で、設定されている辞書の数を10個以下にする
II ユーザー辞書を新しくする
ユーザー辞書が壊れているなどの可能性があります。新しいユーザー辞書を作成して、現象が改善されるかどうか確認します。具体的な手順については、次のFAQを確認してください。