許可されていないユーザーがPDF文書を開いたり、内容を変更できないようにするために、文書にセキュリティを設定することができます。
■操作
- [ドキュメント-プロパティ-プロパティ]を選択します。
- [セキュリティ]シートを選択します。
- [セキュリティ方法]の右端の▼をクリックし、[パスワードによるセキュリティ]を選択します。
[パスワードによるセキュリティ]ダイアログボックスが表示されます。
※[パスワードによるセキュリティ]ダイアログボックスが表示されない場合は、[設定]をクリックします。
- それぞれの場合に応じて、必要な設定を行います。
- ファイルを開くときにパスワードをかける
[ドキュメントを開くときにパスワードが必要]を
にし、[ドキュメントを開くパスワード]にパスワードを入力します。
- 印刷、編集、その他の変更の許可について制限する
[権限パスワードを設定して印刷、編集及びセキュリティ設定の変更を制限]を
にし、[権限パスワード]にパスワードを入力します。
以下の各項目を設定します。- [印刷を許可]
- [変更を許可]
※[ドキュメントを開くパスワード]を設定した場合、同じパスワードは設定できません。
- ファイルを開くときにパスワードをかける
- 必要に応じて、以下の設定を行います。
- [テキスト、イメージおよびその他の内容のコピーを有効にする]
- [スクリーンリーダーデバイスのテキストアクセスを許可する]
- [OK]をクリックします。
- ドキュメントを開く際のパスワードを確認する画面が表示されたら、パスワードを入力して[OK]をクリックします。
- 操作権限のパスワードを確認する画面が表示されたら、パスワードを入力して[OK]をクリックします。
- 「セキュリティ設定を適用するには、ドキュメントを保存した後で閉じる必要があります。」のメッセージが表示されたら、[今すぐ保存]または[その後保存]のいずれかをクリックします。
- [OK]をクリックして、[ドキュメントのプロパティ]ダイアログボックスを閉じます。
- 手順9.で[その後保存]を選択した場合は、セキュリティ設定を反映させるために、ファイルを保存して閉じます。
▼注意
セキュリティ設定を有効にするには、ファイルを保存する必要があります。
◆補足
次の手順で、すべてのセキュリティ設定を解除できます。
- [セキュリティ-暗号化-暗号化-セキュリティ設定を削除]を選択します。
- 「このドキュメントのセキュリティ設定を削除しますか?」のメッセージが表示されるので[OK]をクリックします。
- パスワード入力を求められる場合は、設定されているパスワードを入力して[OK]をクリックします。
- [ファイル-保存]を選択して保存します。