本ページでは、以下の製品のWindows 10 October 2018 Update(バージョン 1809)およびWindows 10 Enterprise LTSC 2019 環境における制限事項についてご案内します。
なお、いずれも最新のアップデータを適用した場合での制限事項となります。アップデータについては、下記のアップデータ公開先よりご確認ください。
- 対象製品
- ジャストスマイル7
- ジャストスマイル8
- ジャストスマイルクラス2
- ジャストジャンプクラス2*1
*1 ジャストジャンプクラス2内に含まれる「ホームページ・ビルダー20」、「JUST Office 3」、「ラベルマイティ16」のWindows10の対応状況および制限事項については、本ページに記載しておりません。こちらから、それぞれのアプリケーションの対応状況をご確認ください。
- アップデータ公開先
I ドメインに参加しているコンピューターにおける環境復元の利用について
下記の条件を満たすコンピューターで環境復元を有効にすると、30日より後でWindowsにサインインしようとしたとき「このワークステーションとプライマリドメインとの信頼関係に失敗しました」のメッセージが表示されWindowsにサインインできなくなります。
- ドメインにコンピューターを参加させて利用している
- ドメインコントローラーのポリシーで、[ドメイン コントローラー:コンピューター アカウントのパスワードの変更を拒否する]を無効にして運用している
※ 初期値では「無効」になっています。
環境復元機能にはドメイン参加しているコンピューターのパスワード情報を維持する機能がありますが、Windowsのパスワード情報更新タイミングによっては、維持できない場合が従来からありました。
Windows 10 October 2018 Update(バージョン 1809)ではこの更新タイミングが大きく変更され、環境復元側の対応では維持が難しいことが確認されています。
条件に該当する環境および本現象が発生した場合は、下記のFAQでご案内している設定を適用した上で、運用いただくようお願いします。
→環境復元で、「このワークステーションとプライマリドメインとの信頼関係に失敗しました」のメッセージが表示される
II Windows 10 「クリップボード履歴」について
Windows 10 October 2018 Update で搭載された「クリップボード履歴」において、搭載するアプリケーションによっては、コピーしたデータが正しく表示されないことや、貼り付けできないことがあります。なお、クリップボード履歴ウインドウを使用した場合のみに発生するもので、通常のコピー&ペースト操作には問題ありません。
III Windows 10 October 2018 Update 以降で追加された絵文字について
Windows 10 October 2018 Update で追加された「Unicode 11」の絵文字*2を、各アプリケーションで入力した場合、□で表示されるなど文字化けして表示されることがあります。
*2 キーボードの[Windows]+[.]キーを押して表示される[絵文字パネル]から入力されるものです。
※上記画像はマイクロソフト社のサイトから引用しています。