このFAQは、法人のお客様(企業/官公庁・自治体/教育機関など)で、システム管理者の方を対象としています。
「JUST Calc 4 アップデートモジュール」を導入する際、以下の手順で操作すると、インストール画面を表示することなくインストール(サイレントインストール)を行うことができます。
操作は次の流れで行います。
I インストールを行う前に
II.以降の操作を行う前に、次の点について確認します。
- 環境に、JUST Calc 4がインストールされているかどうか確認します。
JUST Calc 4がインストールされていない環境には、JUST Calc 4 アップデートモジュールを導入することができません。JUST Calc 4がインストールされていない場合は、JUST Calc 4をインストールしてから操作を行います。
- 管理者(Administrator)権限でコンピューターにログオンします。
JUST Calc 4 アップデートモジュールをインストールするには、Administrators グループに所属しているユーザーや、「コンピューターの管理者」のユーザーでログオンする必要があります。
- 起動しているアプリケーションはすべて終了します。
JUST Calc 4など、起動しているアプリケーションがある場合はすべて終了してから操作を行います。
II サイレントインストールを行う
以下の流れでサイレントインストールを行います。
■操作
1 JUST Calc 4 アップデートモジュールを展開しサーバーにコピーする
- ダウンロードページから、JUST Calc 4 アップデートモジュールを任意のドライブ・フォルダーにダウンロードします。
ここでは、サーバーAに<data>フォルダーを作成し、<data>フォルダー以下にアップデートモジュールをダウンロードし、同フォルダーに展開した場合を例に、以降の手順を説明します。 - キーボードの[Windows]+[R]を押下します。
[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスが表示されます。
- [参照]をクリックします。
- 画面左側の[コンピューター]または[PC]を選択し、手順1.でアップデートモジュールをダウンロードしたドライブ・フォルダーを選択、さらにそのフォルダーにあるアップデートモジュールのプログラムファイルを選択して[開く]をクリックします。
- [ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスの[名前]欄で、アップデートモジュールのファイル名の後ろに半角スペースを入力し、続けて「/c /t:"展開先のパス "」と入力します。
【例】\\A\data\○○○○.exe▲/c▲/t:"\\A\data"
※入力例で記載の「○○○○」部分はJUST Calc 4 アップデートモジュールのファイル名を表します。
また、「▲」部分は半角スペースを表します。スペースキーを1回押してください。
半角アルファベットの大文字・小文字は上記のとおりに入力してください。 - [OK]をクリックします。
- 「このファイルを実行しますか?」と表示されたら[実行]をクリックします。
手順5.で指定した展開先へ「setup.exe」、「justcalc4up.msp」が作成されます。
2 サイレントインストールを実行するためのショートカットを作成する
- サーバーAの<data>フォルダー内の「setup.exe」の上で右クリックします。
- 表示されたショートカットメニューから[ショートカットの作成]をクリックします。
「setup.exe-ショートカット」*1が作成されます。
*1OSによっては、「setup.exe へのショートカット」です。
- 手順2.で作成されたショートカットの上で右クリックします。
- 表示されたショートカットメニューから[プロパティ]を選択します。
- [ショートカット]シートを選択します。
- [リンク先]で、「setup.exe」の後ろに半角スペースを入力し、続けて「/s」と入力します。
【例】\\A\data\setup.exe▲/s
※入力例で記載の「▲」は半角スペースを表します。スペースキーを1回押してください。
また、半角アルファベットの大文字・小文字は上記のとおりに入力してください。- アップデートモジュールを導入完了時、Windowsの再起動を抑制する場合
続けて「/s /n」と入力します。
【例】\\A\data\setup.exe▲/s▲/n
- アップデートモジュールを導入完了時、Windowsの再起動を抑制する場合
- [適用]をクリックし、[OK]をクリックします。
3 ローカルクライアントBから、サーバーAの「setup.exe」をサイレントインストールで実行する
ここでは、サーバーAに接続しているローカルクライアントBから、サーバーAの <data>フォルダーにある「setup.exe」のショートカットを呼び出す方法について説明します。
以下の操作はローカルクライアントBでの操作となります。
- エクスプローラを起動します。
- サーバーAの<data>フォルダーを表示します。
- 手順 2-2.で作成したショートカットの上で右クリックします。
- 表示されるショートカットメニューから[管理者として実行]*1を選択します。
*1ご使用のOSによっては、[開く]です。
- [ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されたら、[はい]または[続行]をクリックします。管理者アカウント以外でログオンしている場合は、管理者アカウントのユーザー名やパスワードを入力し、[はい]または[OK]をクリックします。
※ご使用のOSや設定によっては、[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスは表示されません。6.へ進みます。
- 画面には表示されませんが、JUST Calc 4 アップデートモジュールのインストールが始まります。
III こんなときは
【アップデートモジュール導入時のログファイルを出力する場合】
手順 2-6.で、setup.exeに続けて「▲/s▲/l▲"出力先フォルダー名 \update.log"」と入力します。
※「▲」は半角スペースを表します。スペースキーを1回押してください。
【JUST Calc 4 アップデートモジュールが正常に導入できたかどうか確認する場合】
JUST Calc 4を起動し、[ヘルプ-バージョン情報]を選択して表示される画面の[バージョン]を確認します。
ここでの表記がダウンロードページの「導入にあたっての注意事項」に記載のバージョンになっていれば、アップデートモジュールの導入は完了しています。