外字を入力するには、文字パレットから入力したり、部首変換辞書で変換して入力します。
※外字を入力した文書を別の環境で開く場合は、その環境に同じ外字ファイルが設定されている必要があります。詳しくは、こんなときはをご確認ください。
※外字は、Windowsの外字エディタを使用して作成します。外字エディタの起動方法や作成手順の詳細については、Windowsのヘルプを確認してください。
※一太郎、ATOKには、外字を作成する機能はありません。
▼注意
- 外字を特定のフォントに関連付けている場合
Windowsの外字エディタで作成した外字は、フォントに関連付けて使用します。
外字作成時に、[外字フォントの種類]で[指定したフォントにリンクする]を選択して特定のフォントに関連付けた場合は、そのフォントを設定しないと外字が表示できません。
アプリケーションで、外字を割り当てたフォントを設定してから文字を入力、または文字を入力してからフォントを設定すると、外字が表示されます。
文字パレットから入力する
■操作
- 文字パレットを起動します。
- [記号・よく使う文字]シートを選択します。
- 画面左側の分類一覧から[外字]を選択します。
登録済みの外字が表示されます。
- 特定のフォントに外字を関連付けている場合は、[フォント]で、外字を関連付けているフォントを選択します。
- 入力したい外字をクリックします。
- [確定]をクリックします。
画面上のカーソル位置に外字が入力されます。
▼注意
Windows ストアアプリ上では、文字パレットを起動できません。*1
Windows ストアアプリ上に外字を入力したい場合は、デスクトップで起動した文字パレットから入力したい外字を選択し、[コピー]をクリックします。
クリップボードにコピーされるので、外字を入力したいWindows ストアアプリ上に貼り付けます。
*1Windows 11/10の場合は、一部のWindows ストアアプリ上でも起動できます。
ただし、ご利用のストアアプリによっては、起動したATOKのツール類がストアアプリ画面に隠れて前面に表示されない場合があります。その場合は、タスクバーのATOKのツール類のアイコンをクリックして、前面に表示されるように変更します。
部首変換辞書で変換して入力する
■操作
- 「がいじ」と入力し、[Shift]+[F6]*1キーを押します。
*1MS-IME設定やMS-IMEスタイルをご使用の場合は[F5]キーです。
- 目的の外字になるまで、スペースキーを押して変換します。
- [Enter]キーを押して確定します。
こんなときは
■外字を入力した文書を別の環境で開く場合
外字を入力した文書を別の環境で開く場合は、その環境に同じ外字ファイルが設定されている必要がありますが、外字を画像に変換して保存しておけば、その外字がない環境で文書を開いても、画像として表示することができます。
一太郎2005以降の一太郎をご使用の場合は、[挿入-記号/リーダ/スペース-保存時の外字の取り扱い]で、[保存時に画像に変換する]を にすると、文書を保存するときに外字を画像枠(GIF形式)として保存することができます。