普段自分だけが使っている、定型的な言い回しや複数文で構成される決まり文句を、ATOKが自動的に学習することで、使う人に適した候補を提示します。
ATOKに登録されている汎用的なフレーズや使用した単語だけでなく、句読点や空白を含む文や複数文のまとまりも含むような長い推測候補を提示することができます。
※複数文のまとまりも、事前に登録する必要はありません。2回以上同じ入力を行ったとATOKが判定すると学習します。
利用頻度が低い場合、表示されなくなります。
■操作例
「相談会の開催は、次の日程です。お気軽にご参加ください。」と何度も入力する場合
- 「相談会の開催は、次の日程です。お気軽にご参加ください。」を入力します。
変換・確定操作を複数回行って、よく使う言い回しを入力します。
- 同じ言い回しを2回以上入力します。
繰り返し入力してATOKが学習すると、すぐに推測候補が表示されます。
※先頭の候補を確定するときは、[Shift]+[Enter]*1キーを押します。
*1 MS-IME設定やMS-IMEスタイルをご使用の場合は[Ctrl]+[Enter]キーです。
- 別の候補を選択したいときは、[Tab]/[↓]キーを押して候補ウィンドウに切り替えます。
- [↑・↓]/[Tab]/[スペース]キーを押して、入力したい候補を選択し、Enterキーで確定します。
■操作
よく使うフレーズを推測候補で表示する設定を有効にします。
- ATOKプロパティを起動します。
- [入力・変換]シートに切り替え、[推測変換-確定履歴]を選択します。
- [確定履歴を使用する]をオンにし、[確定履歴の使用方法]で[ファイルに保存する]を選択します。
- 左側の設定項目の一覧から、[入力補助-特殊]を選択します。
- [よく使うフレーズを推測候補で表示する]をオンにします。
オンにすると、確定履歴に基づいて、よく入力するフレーズを推測候補に表示します。
- [OK]をクリックします。
設定が反映されます。