ローマ字入力をしているときに、意図せずカナ入力に切り替わってしまう場合は、Windowsのカナキーロックの状態の影響を受けている場合があ ります。次の操作で改善されるか、お試しください。
I Windowsの設定を変更する
[アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する]の設定を変更してどうか確認します。
■操作
【Windows 11の場合】
- タスクバー上の[スタート]ボタンをクリックして、[設定]をクリックします。
Windows の設定画面が表示されます。
- 画面左側で[時刻と言語]をクリックします。
- 画面右側で[入力]をクリックし、[キーボードの詳細設定]をクリックします。
キーボードの詳細設定画面が表示されます。
- [入力方式の切り替え]の[アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する]をオンにします。
- 画面右上の[×]をクリックして画面を閉じます。
【Windows 10の場合】
- Windowsの[スタート]ボタンをクリックして [設定]をクリックします。
Windows の設定画面が表示されます。
- [デバイス]を選択します。
- 画面左側で[入力]をクリックし、画面右側で[キーボードの詳細設定]をクリックします。
キーボードの詳細設定画面が表示されます。
- [入力方式の切り替え]の[アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する]をオンにします。
- 画面右上の[×]をクリックして画面を閉じます。
【Windows 8.1の場合】
- Windowsの[スタート]を右クリックし、[コントロールパネル]を選択します。
- [入力方法の変更]または[言語]を選択します。
- 画面左側の[詳細設定]をクリックします。
- [入力方式の切り替え]の[アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する]をオンにします。
- [保存]をクリックします。
- 画面右上の をクリックして画面を閉じます。
II カナロックの状態を切り替えてWindowsを再起動する
言語バーの[KANA]を解除してから、Windowsを再起動してどうか確認します。
※Windows 11/10/8.1の場合に、言語バーを表示しない設定にしているときは、言語バーを表示します。
■操作
- 使用しているアプリケーションをすべて終了します。
- 言語バーの[KANA]部分をクリックして、カナロックを解除します。
※言語バーの表示は、OSにより異なります。
※ATOKパレットの場合は、[カナ]をクリックし、表示されるメニューから[英小]または[英大]を選択します。
- Windowsを再起動します。
III カナロックON/OFFを切り替える機能をオフにする
キーボードの[カタカナひらがな]キーを押すと、[カナ]と[英小]/[英大]が切り替わります。
[カタカナひらがな]キーを押して も、カナ入力に切り替わらない設定にします。
■操作
- ATOKプロパティを起動します。
- [入力・変換]シートに切り替え、[入力補助]を選択します。
- [キー操作でのカナロックON/OFFを無効とする]の をクリックして にします。
- [OK]をクリックします。
※MS-IMEスタイルの場合はカナロックON/OFFの機能にキーが割り付けられていないため、上記の操作を行っても無効です。
※ATOKパレットをお使いの場合、[キー操作でのカナロックON/OFFを無効とする]を にすると、ATOKパレットのキーボード状態を示すメニューに[カナ]は表示されません。
IV アプリケーションからのモード変更を無視する
アプリケーションからモード変更をしても、切り替わらない設定にします。
■操作
- ATOKプロパティを起動します。
- [入力・変換]シートの[入力補助-特殊]を選択します。
- [設定一覧]の[アプリケーションからのモード変更を無視する]の をクリックして オンにします。
- [OK]をクリックしてATOK プロパティを終了します。