文章の誤りや不備を防ぐための変換中の校正支援機能も、文章の入力・変換中のタイミングでは見逃すケースも多々あります。
指摘に気付かず確定したなど、校正支援の訂正候補を使用しなかった場合にでも、校正支援 見逃し指摘ビューアを利用して、後から指摘を振り返ることができます。
文章作成中は入力に集中し、後からまとめて確認して修正したいといった場合に便利です。
■操作
【指摘に気付かず、そのまま確定した場合】
指摘に気付かなかった、気付いていても無視してしまったなど、訂正しないでそのまま確定すると、指摘の見逃しを通知するアイコン が表示されます。
※指摘の見逃しを通知するアイコンをクリックしないで続けて文字入力するなどした場合、通知アイコンは消えます。
【文章をひととおり作成後に指摘を確認する場合】
- 日本語入力オフからオンに切り替えるなどして、カーソル位置の入力モード表示を呼び出します。
- カーソル位置の入力モード表示に表示された、通知アイコンをクリックします。
校正支援 見逃し指摘ビューアが表示され、[新しい指摘]シートに指摘内容が表示されます。
●こんなときは
指摘された入力文字列や訂正後の文字列をコピーする
校正支援 見逃し指摘ビューアにある各履歴の文字列は、コピーして利用することができます。
対象の履歴を選択した状態で右クリックし、表示されたメニューからコピーする文字列を選択します。
※対象の履歴を選択した状態で[Ctrl]+[C(そ)]キーを押すのも同じ機能です。
校正支援の指摘見逃し通知アイコンの表示動作を切り替える
校正支援の指摘を見逃したときに通知するアイコンは、表示する・しないを切り替えることができます。
校正支援 見逃し指摘ビューアの指摘リストには追加したいが、指摘見逃し通知アイコンによる通知を表示したくない場合に切り替えます。
校正支援 見逃し指摘ビューア上部にある 見逃し指摘ビューアの設定ボタン [設定]をクリックし、メニューから[指摘が見逃されたときに通知する]をクリックしてオン/オフを切り替えます。
オフ(チェックマークが付いていない状態)にすると、指摘見逃し通知アイコンは表示されなくなります。
なお、指摘見逃し通知アイコンによる通知をしない設定にした場合は、ATOKメニューから校正支援 見逃し指摘ビューアを表示します。