花子を高DPI液晶(高精細液晶)ディスプレイでお使いのかたへ
花子2022の初期設定メニュー「リボンインターフェース」の操作画面では、4Kなどの高DPI画面(高精細ディスプレイ)に対応しています。画面上のボタン・アイコンなどのパーツや、図形選択などのマークを大きくきれいに表示して、見やすく、操作しやすくなるよう調整しています。
【高精細ディスプレイに対応していない機能】
一部の機能の表示は高精細ディスプレイの表示に対応していません。
- POP文字パレット(JSPOP文字作成ツール)は対応していません。
- クリップウィンドウの次のパレットについて、一部の表示は対応していません。
- カラースタイルパレット:[グラデーション塗り]のグラデーションバー
- 図形変形パレット:中心位置指定
- 図解パレット:アウトライン
【高精細ディスプレイにおける表示方法の変更】
[ファイル-インターフェース切り替え]にある[高精細ディスプレイの表示]を変更することで、画面の文字やボタンの見え方を変わる場合があります。次の選択肢から設定します。
- 花子で拡大縮小
花子2018までと同様の表示です。初期設定はこの設定になっています。
※Windowsのテキストサイズが200%以上の場合に有効になります。高精細ディスプレイでも、文字がにじむことなく、ボタンなどもはっきり表示されます。
※花子を「メニューとツールバー」で利用する場合の注意点について、以下の 【花子を「メニューとツールバー」で利用する場合】 を確認してください。
- Windowsで拡大縮小
高精細ディスプレイをお使いの場合、文字やボタンなどがにじんで見えることがあります。
- Windows(拡張)で拡大縮小
Windows 10 Creators Update(バージョン1703)以降やWindows 11の[高いDPIスケール設定の上書き]の設定を、[システム(拡張)]にするのと同様の表示です。高精細ディスプレイでも、にじみが少なく、きれいに表示されます。
※この設定は、Windows 10 Creators Update(バージョン1703)以降とWindows 11の環境で利用できます。
※Windowsのテキストサイズが200%未満、または300%以上になっている場合などで、花子のボタンが小さく使いづらいようなときは、[Windowsで拡大縮小]や[Windows(拡張)で拡大縮小]に設定してお試しください。
※[Windows(拡張)で拡大縮小]で使用する場合、次の現象が見られます。
【花子を「メニューとツールバー」で利用する場合】
[高精細ディスプレイの表示:花子で拡大縮小]による対応は、「リボンインターフェース」の操作画面でのみ行っています。
「メニューとツールバー」の操作画面では、描画パレット・ツールボックスのアイコン画像は標準サイズのままで拡大表示されず、アイコンが小さい表示となります。
この場合、次のような対処方法があります。利用環境に応じてお試しください。
- 花子のメニューを「メニューとツールバー」から「リボンインターフェース」に変更します。
[ファイル-インターフェース切り替え]で変更したあと、花子を一度終了し、再起動することで切り替えが反映されます。
- 花子を「メニューとツールバー」のまま利用する場合は、[ファイル-インターフェース切り替え]の[高精細ディスプレイの表示]を、[Windowsで拡大縮小]や[Windows(拡張)で拡大縮小]に設定してお試しください。
※[高精細ディスプレイの表示]を変更してもアイコンが小さく、どうしても操作しづらい場合は、Windowsの画面の設定(解像度)を変えて、解像度を低くする方法となりますが、画面解像度はWindows共通の設定のため、花子だけでなく他のWindowsの画面表示にもその設定変更は反映されます。設定した解像度で利用して問題ないか、他のアプリケーションの画面状態も確認しながら、設定をお試しください。