別のアプリケーションから画像データを貼り付けるときや、エクスプローラーなどから画像ファイルをドラッグ&ドロップするとき、次のメッセージが表示されます。
一太郎2022以降では、このメッセージが表示された場面で画像の貼り付け方を設定できるようになっています。
- [はい]をクリックした場合
貼り付けようとしている画像は、一太郎の画像枠として貼り付きます。画像枠では、オブジェクト枠*1で貼り付けるよりファイルサイズが大きくなることを抑制できます。
- [いいえ]をクリックした場合
貼り付けようとしている画像は、オブジェクト枠*1として貼り付きます。
*1オブジェクト枠とは、作ったアプリケーションの情報を含んだデータが埋め込まれている領域です。オブジェクト枠をダブルクリックすると、そのデータを作ったアプリケーションや、それに似たアプリケーションが起動するので、データを再編集できます。
■操作
このメッセージの表示については、オプションの設定で変更可能です。
- [ツール-オプション-オプション]を選択します。
- 画面左の[編集-枠・図形・罫線]を選択します。
- 画面右の[画像データを画像枠として貼り付ける]の[メッセージで確認]をクリックして、ご希望の状態に応じて設定します。
- メッセージを表示せず、常に画像枠で貼り付けたい
[画像枠として貼り付け]にします。
- メッセージを表示せず、画像枠またはオブジェクト枠のいずれか最適なデータ形式で貼り付けたい
[通常の貼り付け]にします。
この場合、[編集-貼り付け]を実行したときと同様の処理になります。貼り付けるデータの種類に応じて、画像枠またはオブジェクト枠のいずれか最適なデータ形式で自動的に貼り付けられます。 - 貼り付ける時点で、画像枠かオブジェクト枠かを選択したい
[メッセージで確認]にします。
この場合、貼り付け時に上記メッセージが表示されるので、画像枠、オブジェクト枠のどちらで貼り付けるか選択できます。
※この設定は、画像が画像枠、オブジェクト枠どちらでも貼り付けられるものの場合に有効です。
- メッセージを表示せず、常に画像枠で貼り付けたい
- [OK]をクリックしてオプション画面を閉じます。
◆補足
- 他のアプリケーションから画像データを一太郎にドラッグ&ドロップしたときは、常にオブジェクト枠として貼り付けます。
- 花子から画像データを一太郎に[貼り付け]したときは常に、「イメージ枠」の場合は作図として、「画像枠」の場合は画像枠として貼り付けます。