ATOK Passportを利用できるようにするには有効化が必要です。
[ATOKへようこそ]画面から[シリアルナンバーの入力]をクリックして表示される上記の画面で、必要事項を入力しても「エラーが発生しました」と表示される場合、次のような事項を確認します。
表示されたメッセージに応じて操作します。
I 「エラーが発生しました。8004500b」と表示される場合
[シリアルナンバーの入力]画面にある[シリアルナンバーとオンライン登録キーで有効化する]をクリックしている場合、その画面では、ATOK Passportのシリアルナンバーとオンライン登録キーを入力します。
ATOK Passport以外のジャストシステム製品のシリアルナンバーとオンライン登録キーを入力すると、「エラーが発生しました。8004500b」と表示されて有効化ができません。
▼注意
- [シリアルナンバーの入力]画面で、ATOK Passportをご契約いただいたメールアドレスかUser IDと、パスワードの入力で進めることも可能です。
上記のように操作しても、「エラーが発生しました。8004500b」が解消されない場合は、引き続き続き II. を確認します。
II 「エラーが発生しました。80004005」と表示される場合
有効化に必要なWindowsのテンポラリフォルダーにアクセスできない状態になっていると、「エラーが発生しました」と表示されます。所定のテンポラリーフォルダーへアクセスできる状態になっているか、次の手順で確認します。
■操作
- エクスプローラーを起動します。
- ファイルの拡張子を表示します。
- 画面左側のフォルダー一覧で、[PC]をクリックします。
- 画面右側の一覧で、 Cドライブ→<Windows>→<ServiceProfiles>→<LocalService>→<AppData>→<Local>を順にダブルクリックします。
※フォルダーを選択していく途中で、[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されたら、[はい]または[続行]をクリックします。管理者アカウント以外でサインイン(ログオン)している場合は、管理者アカウントのパスワード、ユーザー名やメールアドレスを入力し、[はい]または[OK]をクリックします。
- <Local>フォルダー内に、<Temp>フォルダーがあるか確認します。
- <Temp>フォルダーが存在しない場合
手動で<Temp>フォルダーを作成します。
<Local>フォルダーを表示した画面において、何も表示されていない余白の領域で右クリックし、[新規作成-フォルダー]を選択します。作成した新しいフォルダーの名前を Temp にします。このあと、フォルダーを表示した画面は右上の×をクリックして閉じて、ATOK Passportの[シリアルナンバーの入力]画面を表示し、有効化を試します。
- <Temp>フォルダーが存在する場合
<Temp>フォルダー内に「~lm」から始まるファイルが存在するかどうかによって次のように操作します。
- 「~lm」から始まるファイルが存在しない場合
フォルダーを表示した画面は、右上の×をクリックして閉じます。
このあと、ATOK Passportの[シリアルナンバーの入力]画面を表示し、有効化を試します。
- 「~lm」から始まるファイルが存在する場合
「~lm」から始まるファイルを削除します。
ファイルを右クリックして表示されるショートカットメニューの[削除]*1を選択します。このあと、フォルダーを表示した画面は右上の×をクリックして閉じて、ATOK Passportの[シリアルナンバーの入力]画面を表示し、有効化を試します。
*1Windows 11の場合は、ファイルを右クリックして表示されるショートカットメニューの[その他のオプションを表示-削除]です。
- 「~lm」から始まるファイルが存在しない場合
- <Temp>フォルダーが存在しない場合