ATOK 2009以降の旧バージョンのATOKで専門用語変換辞書を使用していたコンピュータに、ATOK (Tech Ver.33)をインストールした場合は、ATOKが使える状態になったときに自動的に表示されるスタートアップツールを実行することで、すでに引き継ぎが完了しています。
I の手順でATOK (Tech Ver.33)に辞書が設定できているかどうか確認します。
※別のコンピュータで使用しているATOK 2007以降の専門用語変換辞書をATOK (Tech Ver.33)に設定したい場合は、III の手順を確認してください。
I 辞書の設定を確認する
■操作
- 環境設定を起動します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- 左側の[辞書セット一覧]に表示されている辞書セットをそれぞれ選択し、右側の辞書セットの内容に専門用語変換辞書が存在するかどうか確認します。
※いずれの辞書セットの一覧にも辞書名が表示されていない場合は、次の操作を行います。
- [辞書セット一覧]で辞書を追加したい辞書セットを選択します。
- [追加]をクリックします。
- 一覧から、追加したい辞書を選択し、[追加]をクリックします。
[辞書セットの内容]に選択した辞書が追加されます。
- 追加した辞書がオンになっていることを確認し、[OK]をクリックします。
※上記操作で専門用語変換辞書の設定ができていた場合は、以降の操作は不要です。
操作3.で辞書が存在しなかった場合は、II に進みます。
II スタートアップツールで辞書を引き継ぐ
ATOK スタートアップツールを使用して辞書の引き継ぎを行います。
■操作
- ATOK スタートアップツールを起動します。
- [続ける]をクリックします。
【自動で引き継ぐ場合】
- [標準]を選択して、[続ける]をクリックします。
- 引き継ぐ内容を確認して[実行]をクリックします。
旧バージョンのATOKで使っていたすべての辞書セットの内容がATOK (Tech Ver.33)に引き継がれます。
- 作業が完了したことを知らせる画面が表示されたら[閉じる]をクリックします。
【引き継ぐ内容を選択する場合】
- [手動]を選択して、[続ける]をクリックします。
- 設定を引き継ぐ日本語入力システムの画面で、次のいずれかを選択して[続ける]をクリックします。
- 辞書の設定だけを引き継ぐ
…[ATOK]を選択します。 - 旧バージョンのATOKの入力設定や辞書、キー・ローマ字の設定も引き継ぐ
…設定を引き継ぎたいATOKのバージョンを選択します。 - 旧バージョンのATOKの環境設定やスタイルを選択して引き継ぐ
…[その他のATOK]を選択します。
- 辞書の設定だけを引き継ぐ
- [辞書を引き継ぐ]・[すべての辞書セットの内容を引き継ぐ]をオンにします。
必要に応じて、そのほかの項目も設定します。
- [続ける]をクリックします。
- 引き継ぐ内容を確認して[実行]をクリックします。
選択した旧バージョンのATOKの、すべての辞書セットの内容がATOK (Tech Ver.33)に引き継がれます。
- 作業が完了したことを知らせる画面が表示されたら[閉じる]をクリックします。
III 別のコンピュータで使用しているATOK 2007以降の専門用語辞書を使いたい/別のコンピュータで専門用語変換辞書を使いたい場合
※別のコンピュータから辞書を移行する場合は、あらかじめ移行先のコンピュータのデスクトップなど、分かりやすい場所に辞書ファイルをコピーしておいてください。
■操作
- 環境設定を起動します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- [辞書セット一覧]から、辞書を設定したい辞書セットを選択します。
スペースバーで変換できるようにする場合は、[標準辞書セット]を選択します。
標準では辞書が割り当てられていない辞書セットを選択する場合は、[辞書セット7]〜[辞書セット0]の中から選択します。- [辞書セット7]〜[辞書セット0]
キー・ローマ字カスタマイザの[キー設定]で、任意のキーに割り付けを行ってください。
- [辞書セット7]〜[辞書セット0]
- 移行したい辞書ファイルを、[○○辞書セットの内容]にドラッグアンドドロップします。
辞書セットの内容の一覧に、選択した辞書が追加されます。
- 追加した辞書がオンになっていることを確認し、[OK]をクリックします。