一太郎の音声入力に必要な動作環境や設定が整っていないと、音声入力を利用できません。
音声入力が利用できない場合やエラーメッセージが表示された場合、場面に応じて、以下の内容を確認します。
※一太郎で音声入力するために必要な動作環境について、 こちらを確認してください。
I 文章を入力しようとしたとき
【メッセージ内容】
- 「Windows 10では実行できません。」
音声入力のご利用は、Windows11のみです。Windows10ではご利用になれません。
- 「マイクが接続されていません。」
- 「インターネットに接続されていません。音声入力にはインターネット接続が必要です。」
マイクとインターネット接続環境が必要です。マイクをパソコンに接続し直したり、インターネットの接続状況を確認したりなどします。
- 「オンライン音声認識がオンになっていません。」
音声入力には、Windowsの設定で[オンライン音声認識]をオンにする必要があります。[オンライン音声認識]の設定を変更してから、音声入力を試します。
II 音声コマンドで文字列を編集しようとしたとき
音声入力した文字列は、音声コマンドで文字列を削除したり、変換し直したりすることができます。音声コマンドで操作しようとしたときのエラーメッセージには次のようなものがあります。
【メッセージ内容】
- 「ATOK Passportがインストールされていません。再変換にはATOK Passportが必要です。」
音声コマンド「それを変換」の実行には、ATOK for Windows(ATOK Passport)が必要です。
ATOK Passportのない環境では再変換機能を利用できません。 - 「再変換にはATOKが必要です。ATOKを日本語変換システムに設定しますか?」
ATOK for Windows(ATOK Passport)を使用していないときに表示されます。
[はい]をクリックすると、ATOKを日本語変換システムに設定し、再変換が利用できます。
[いいえ]をクリックすると、再変換は中止されます。 - 「削除する文字列がありません。」
- 「再変換する文字列がありません。」
- 「選択する文字列がありません。」
音声コマンド「それを削除」「それを変換」「それを選択」が有効になるのは、直前に音声で入力した文字列のみです。それ以外の文字列に対して、音声コマンドで操作することはできません。
※「それを削除」「それを変換」は、対象範囲をマウスで範囲選択したあと、音声コマンドで実行することは可能です。
- 「複数範囲の再変換はできません。」
- 「文字単位以外の範囲は再変換できません。」
音声コマンド「それを変換」を実行したとき、再変換の対象となる範囲が複数ある場合や、文字単位以外で範囲選択している場合は再変換できません。
III こんなときは
- 入力以外の編集などの動作を音声入力で操作することはできません。音声入力で直前に入力した文字列の削除・再変換選択のみ、音声コマンドを使って操作できます。
- 一太郎の音声入力では、Windows 11の音声認識機能を利用しています。音声入力が正常に認識しない場合、Windowsのメモ帳など他のアプリケーションでWindowsの音声認識機能*1が有効か確認してください。
※Windowsの音声認識機能は動作するが、一太郎の音声入力は実行できない場合、 一太郎2024を削除(アンインストール)し*2、インストールし直して動作を確認します。
*1アプリケーションを起動した状態で、[Windows]+[H]キーを押すことで、Windowsの音声認識機能が利用できます。
*2一太郎のコンテンツ/Padビューアの削除は不要です。
- 音声入力は、Windows 11 バージョン 23H2で動作確認しています。
※Windows 11 バージョン 24H2環境での音声入力について、こちらをご確認ください。