ATOKで登録した単語や辞書・キーカスタマイズ等の設定を、ATOK(Tech Ver.34)で使用する場合、以下の方法があります。
- バックアップツールを利用する
ATOKの登録単語や、辞書・辞典、キーカスタマイズ等のATOKの設定をバックアップし、復元することができます。
学習内容のデータのみバックアップをとることもできます。
復元時、バックアップした環境の情報で上書きされます。 - ATOK Syncツールを利用する
ATOK Syncツールを介して、登録単語や学習情報を同期することができます。
- 辞書の合併を行う
ATOK(Tech Ver.34)のユーザー辞書に、単語を追加することができます。
それぞれの場合に応じて操作します。
I 移行元と移行先が同じコンピュータの場合
旧バージョンのATOKを使用していたコンピュータに、ATOK (Tech Ver.34)をインストールした場合は、ATOK (Tech Ver.34)をインストールしたあとに自動的に表示されるスタートアップツールを実行することで、辞書やATOKの設定が引き継がれます。
※スタートアップツールが表示されなかった場合は、スタートアップツールを起動し、実行してください。
II 移行元と移行先が別のコンピュータの場合
移行したい内容やATOK Syncの利用状況に応じて、以下のいずれかの操作を行います。
■操作
【移行元の辞書やATOKの設定をすべて移行したい】
「バックアップツール」を利用してバックアップし、移行先のコンピュータで復元します。
復元時、バックアップした環境の情報で上書きされます。
※旧バージョンのATOKでバックアップをとる際は、ご利用のATOKのバージョンに読み替えてください。
【登録単語や学習情報のみ移行したい(ATOK Syncツールを利用している)】
ATOK (Tech Ver.34)をインストールした直後の場合は、ATOK (Tech Ver.34)をインストールしたあとに自動的に表示されるATOK クラウドサービスの設定を実行することで、辞書の同期が行われます。
移行元の環境で登録していた単語が正しく変換できるかどうか確認します。
変換できない場合は、以下の手順で「ATOK Sync 学習・登録の同期」を行ってどうかを確認します。
- ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし[ATOK Sync-学習・登録の同期]を選択します。
- 「学習・登録の同期を実行します。」と表示されるので、[実行]をクリックします。
- 同期が完了したら、[閉じる]をクリックします。
このあと、登録していた単語が正常に変換できるか確認してください。
【登録単語や学習情報のみ移行したい(ATOK Syncツールを利用していない)】
以下のいずれかの操作を行います。
- バックアップツールを利用する
「バックアップツール」を利用して「学習情報のみ」でバックアップし、移行先のコンピュータで復元します。
※復元すると、現在の辞書の内容がバックアップの内容で上書きされます。現在の辞書に単語を追加したい場合は、「辞書の合併を行う」を行ってください。
※旧バージョンのATOKでバックアップをとる際は、ご利用のATOKのバージョンに読み替えてください。
- 辞書の合併を行う
→旧バージョンのATOKや別の辞書に登録されている単語をATOK (Tech Ver.34)の辞書に追加する(辞書合併)