電子書籍(EPUB・Kindle/mobi形式)ファイルは、閲覧に使用するビューアーやOSの環境によって、レイアウトが調整され、見え方が変わります。
たとえば、使用しているフォントが閲覧する環境に存在しないと別のフォントで表示されたり、レイアウトによっては画像の配置が変わるなど、一太郎で作った文書の文字装飾やレイアウトが異なることがあります。
このため、どのような内容の電子書籍を作成するのかにあわせて、電子書籍の形式で保存する際の[種類]を設定したり、希望の出来上がりができるだけ再現できるような機能を使うなど、気を付けておくとよいポイントがあります。
【例】
[ファイル-他形式の保存/開く-EPUB保存]、または[ファイル-他形式の保存/開く-Kindle/mobi保存]で設定する[種類]について
- 小説・エッセイなど文字主体の読み物のコンテンツは、凝ったレイアウトにしないようにし、リーダー・ビューア側で文章や画像が適切に配置される[リフロー]型で保存します。
- 雑誌など文字と絵や写真を組み合わせるコンテンツは、自由にレイアウトし、意図したレイアウトを保つことができる[固定レイアウト]型で保存します。
それぞれの[種類]で保存する際の注意点、文書作成のテクニックについて、詳しくは次のFAQを確認してください。
◆補足
リーダー・ビューアーによって、表示内容や表示される属性の種類は異なるため、リーダー・ビューアーの縦組み・ふりがななどへの対応状況については、各開発元にご確認ください。