ブラウザー上の文字をコピーし、一太郎文書に[Ctrl]+[V(ひ)]キーなどのキー操作で貼り付けようとすると、次のメッセージが表示されます。
一太郎2021以降では、キー操作でブラウザーからの貼り付けを行うとき、「引用として貼り付け」機能を利用して、WebページのURLや参照日などの情報を「出典情報」として挿入することができるようになっています。
- [はい]をクリックした場合
このあと[引用として貼り付け]ダイアログボックスが表示されます。追加したい出典情報の設定を行い、[OK]をクリックすると、出典情報も含めて文字列が貼り付きます。
- [いいえ]をクリックした場合
「引用として貼り付け」機能は利用せず、ブラウザーでコピーした文字列だけが貼り付きます。
■操作
このメッセージの表示については、オプションの設定で変更可能です。
- [ツール-オプション-オプション]を選択します。
- 画面左の[操作環境-コマンド操作]を選択します。
- 画面右の[Webページのデータを引用として貼り付ける]の[メッセージで確認]をクリックして、ご希望の状態に応じて設定します。
- メッセージを表示せず、コピーした文字列だけを貼り付けたい
[通常の貼り付け]にします。
この場合、貼り付け時、「引用として貼り付け」の出典情報は挿入できません。 - 常に「引用として貼り付け」の出典情報も付加して貼り付けたい
[引用として貼り付け]にします。
この場合、貼り付け時は[引用として貼り付け]ダイアログボックスが表示されて、出典情報の設定・挿入が可能です。 - 必要なときだけ「引用として貼り付け」の出典情報も付加して貼り付けたい
[メッセージで確認]にします。
この場合、貼り付け時に上記メッセージが表示されるので、出典情報を挿入するかどうかを選択できます。
- メッセージを表示せず、コピーした文字列だけを貼り付けたい
- [OK]をクリックしてオプション画面を閉じます。
◆補足
上記の操作3.で[通常の貼り付け]を選択した場合、[編集-形式を選択して貼り付け-引用として貼り付け]を選択することで出典情報も付加して文字列の貼り付けが可能です。